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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

機動戦士ガンダム 水星の魔女 第6.5話 総集編 感想: 『水星の魔女』ってやっぱり相当シェイクスピアの『テンペスト』を意識しているよねw

2022-11-13 19:02:29 | 水星の魔女
グエルの中の人がナビ役をしてその分笑えた、ということを除けば、普通の総集編だった。

でもいい機会だから、水星の魔女、自体を振り返っておこうかな。

今回の総集編を見て思ったけど、この物語、基本的なストーリーラインは、ずいぶん、シェイクスピアの『テンペスト』を意識しているよね。

タイトルにある「魔女」にしても、スレッタ母の名の「プロスペラ」にしても、スレッタの乗機である「エアリアル」にしても、ついでにいえば、ミオリネが口走った「ロミジュリったら」にしても。

これだけ連発されると、見る側からしたら、シェイクスピアの作風、あるいは、シェイクスピア作品の書かれた時代状況とか、普通に気になってくる。

もちろん『テンペスト』のプロットも。

第6話で、プロスペラがエアリアルは自分の子どもと発言したことや、エアリアルのビット群のなかにエランが子どもの姿を見出したこととか、からすると、プロスペラとエアリアルの関係が、『テンペスト』同様、魔女と精霊の関係に見えてくる。

そう思うと、スレッタを守ろうとしたビット群が、まさに精霊の群れに見えてくるし。

スレッタの反応を見れば、ビット群が勝手に動いてスレッタを守ってくれたようだし。

とにかく、シェイクスピアや『テンペスト』が雛形にあるんだ、と視聴者に思わせるのには、すでに成功しているよね。

で、そこに、従来からある、いかにもガンダムなガジェットやネタが上乗せされてくる。

エランが「強化人士4号」というのは、フォウ・ムラサメのフォウ=「4」とかけたもの、という具合に。

グエルが、ジェリドだったりコーラサワーだったりするところも。

そういうガンダムのテンプレで、話の展開を一気に加速しても納得させることができてしまう。

だって、それがガンダムのお約束だからw

次回の第7話は、タイトルからして「ガンダムしましょ」なので、ガンダムのテンプレの利用は、今後、加速するのだろうな。

で、こうした『テンペスト』+「ガンダム・テンプレ」の上に、もろもろの最近の流行りが盛られてくる。

国家ではなく宇宙開発企業が中心であるとか、まったくもって今日的でし。

百合やら、学園モノやら、に見られるキャラの関係力学を持ち込んだりして。

さらにいえば、いわゆる大河内一楼流の、絶妙の引きで次回につなげるクリフハンガーぶりとかw

こんな感じだから、読み解きやら考察やらも含めて、楽しめてしまうわけで。

なので、このままのテイストでこの先も突っ走ってくれるといいのだけど。

セリフのおかしさも含めて、よく作り込まれていて、面白いことは間違いないので。


とまれ、エアリアルの正体、いつバレるのだろう?

意外と次回だったりするのかもね、この展開の加速ぶりからしたらw

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うたわれるもの 二人の白皇 第21話 『人を継ぐ者』 感想

2022-11-13 16:12:24 | Weblog
なんかいきなりシリーズ全体の核心に迫るような展開になってきた。

まさか、ここでエルルゥまで出てくるとは思わなかったけど。

ていうか、ヤマトの乱とか飛ばして、いきなりトゥスクルにやってくる流れもで良かったんじゃないの?とか思うのは、邪道なんだろうなw

でも、これは普通に面白い。


しかし、技術の進歩を求めるばかりで滅びた人類とか、代わりとなる人類を作ってみたとか、オーバーテクノロジーに驚く崩壊後の人類とか、テーマ的には、いかにも古臭い感じのするディストピアSFなんだけど、

でも、ウクライナ戦争でロシアが核兵器を使うかも、とか、クリスパーCAS9で遺伝子編集した植物が出てきたりとか、トランスジェンダーが社会進出を始めたりとか、する、生の今の現実を考えると、むしろ、この古臭いSFのほうが現代っぽくなっているのに驚く、というか、呆れてしまう。

その意味では、制作が遅れたことで、むしろリアリティの高い時期に世に送り出すことが出きて良かったのかもしれない、とも思ったりしてw

まぁ、世の中がこんなに不穏になるとは思ってなかったけどね。。。

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SPY×FAMILY 第19話 『デズモンドへの復讐計画/母、風になる』 感想

2022-11-13 16:00:11 | SPY×FAMILY
うーん、今回は可もなく不可もなく、って感じだったかな。

学校回は面白いのだけど、今回は、お話の真ん中にアーニャがいなかったからね。

むしろ、アーニャは終始、ジト目でドン引き状態だったw

代わりに、次男やベッキーの性格が明らかにされたわけだけど。

ただ、途中で明らかにこの先の展開が予測できてしまって、それがあまりにもそのままだったので、ちょっと興ざめ。

実は、この作品、実は子ども向けだったりするのかな。

一応、少年以上、大きなこどもまでのものだと思っていたのだけど。

その意味で、ちょっと、うーん、これ、この先、面白くなるのか? と疑問に思った回だった。

一部で、サザエさんの名も挙がっていたみたいだけど、今回は、ほんとにそんな感じ。

もう少し、物語的にひねりやケレン味がほしいのだけど、そういう方向ではない気がしてきて、だったら、それって、そもそも宣伝の仕方が間違っていたんじゃない?とも思ってきたりした。

ベタに子どもだましなことをされると、逆になえる。

でもまぁ、前回の東雲にもそんな雰囲気はあったので。

今期は、最初がボンドのエピソードから始まったので、なんかスパイっぽくていいぞ、と思ったのだが、どうもそれも肩透かしなのかも。

てか、ボンド、全然、活躍しないじゃん。

Bパートのヨルさんの話も含めて、せっかく面白い設定なのに、宝の持ち腐れになっているのが惜しい。

この先、好転するのだろうか?

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ぼっち・ざ・ろっく!  第6話 『八景』 感想

2022-11-13 15:49:33 | ぼっちちゃん
そうか、八景って金沢八景だったのかw

いいよね、シーパラダイスw

しかし、ぼっちちゃん、地元が金沢八景なのかな? 

そこから下北沢まで通うのって、マジで中学時代の黒歴史に封印したかったのだろうなと思ったり。

でも、今回って、結果的に、なんか、酔っぱらいのベーシストきくりによる武者修行(笑)の回になってしまったのがなんとも。

でも、ここのところ、ライブハウスの「地下」が住処になっていたようにも思ってたので、ここで一度外に出てみるのは、流れ的にもいい感じだった。

八景島の花火、マジできれいだからねー。

その雰囲気にぼっちちゃんを置いてみる、というなかなかにアクロバットなシチュだったわけだけどw

しかし、それでもちゃんと面白いのだからスゴイ。

きくりが相手だと、ぼっちちゃんの奇行も、気のせいか、薄まって見えるけどw

でも、きっと、これはこれでいい出会いだったんだろうな。

ぼっちちゃんのファンも2人できたことだしw

ということで、次回?のライブ回が楽しみになってきたw

ぼっちちゃんは一体いつ、スゴイギタリストとして一般デビューするのだろう?

そのギャップも楽しみなんだよねw

まぁ、ぼっちちゃん本人が一番驚くことになるのだろうけどw

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