いやー、まさかほんとにゼロ・レクイエム・エンドになろうとは・・・
エレンが、まんまルルーシュになってしまうとは。
そして、アルミンが、スザクになってしまうとは。
なんか、最後は、微妙にゼロ年代的なセカイ系なオチになってしまったな。
まぁ、マーレ編から、エレンが、始祖ユミルの力で、時間の流れがなくなった、過去も未来も現在もない世界にアクセスできるようになってしまった頃から、ちょっと怪しいなぁ、とは思っていたのだけれど。
となると、始祖ユミルの世界って、要は、コード・ギアスにおける「Cの世界」だったってことだよね。
ガチで、すべての記憶があるアカシック・レコード。
まぁ、神話にならえばそうなるよなぁ。
しかし、始祖ユミルがミカサに見出した力ってなんだったのだろう?
いや、今回の話の流れ的に言えば、それが「愛」に関わることは明白なんだけど。
始祖ユミルがフリッツ王に抱いた「愛」がまねいた足かせを外す何かが、ミカサがエレンに向ける「愛」の見つけることができた、ということだよね。
そうなると、前回の最後で、ミカサがエレンの首を跳ねる場面を見ていたときの始祖ユミルの心情を想像するしかないのだけど。
愛情は従順であるだけでなく、時には罰することもできることだ・・・とかかなのかね?
まぁ、このあたりは、もうすこし時間が過ぎて、それこそ、第1話から通しで読み直したらもう少しなにか考えが浮かんでくるのかもしれない。
ただ、ちょっと思ったのは、この物語については、伏線回収がされていない!と連呼するのは違うように思うのだよね。
大事なことは、ある大きな神話的な物語設定の下で、エレンたちがどう生きてきたか、ということにあるはずだから。
確かに、最初にまずは壁が破壊されエレンの母が殺されるというイベントが発生しなかったら、エレンが「進撃の巨人」の力を父から継承する展開にならない、だから、本来なら死ぬはずだったベルトルトを生かした、ということまでエレンの口から聞かされると、おいおい、それはさすがにマッチポンプすぎるだろ?と思うわけだけど。
でもそれも、物語が進んで、エレンが、勲章授与の式典のときに、ヒストリアの手をとったときに、ようやくわかることなのだから、しかたがないことで。
ただ、物語の最終コーナーであるマーレ編になって、始祖ユミルの世界と、進撃の巨人の「未来の記憶を見ることができる」能力が出てくることで、物語の構造が、完全にループ構造になってしまったことは、最終的にどうだったのかなぁ、とは思うな。
しかも、そのあからさまなまでのゼロ年代的セカイ系のオチを、2020年代というディケイドの最初の年である2021年に示されたことは。。。
なんか、多分、そこに、あれー、ちょっと期待していたのと違った。
「進撃の巨人」というから、この先の「進撃」を示してくれると思っていたのに、そうではなく、ただの「ループの巨人」、「予定調和の巨人」になってしまったのだから。
なんか、肩透かしを食らった感はやっぱり否定できないんだよね。
正直、ストレートに「進撃」の結果を見せてほしかったな。
そういう意味では、リヴァイだけが、調査兵団の生き残りとしてただひとり残ったのが象徴的。
ある意味で、リヴァイvsミカサの、アッカーマン一族の間の世代間対決の物語だったことになる。
リヴァイは、調査兵団の同僚たちと、旧世代の進撃の先には、巨人を駆逐した結果、解放された世界があると信じていたのに、
ミカサは、ただ、エレンとアルミンとの幸福な世界が続けばいいとだけ思い続けてきたわけだから。
ただ、そのミカサ的な小さな世界の話が、セカイ全体の行く末を決める動きになってしまうのだから。
そりゃあ、リヴァイがミカサを苦手に思うはずだよね。
ある意味で、巨人、すなわち、始祖ユミルの天敵がアッカーマン一族だったわけだから。
あ、でもそうか、やっぱり、リヴァイとミカサの物語として読み直すと、違う解釈に至りそうだな。
じゃあ、それはまた次にでも。
それにしても、エレンが眠る場所が、あの丘の木の下なのだから、ホント、予定調和のループだよな。
結局、あの木が世界樹であり、アカシック・レコードだった、ってことだったんだな。
エレンが、まんまルルーシュになってしまうとは。
そして、アルミンが、スザクになってしまうとは。
なんか、最後は、微妙にゼロ年代的なセカイ系なオチになってしまったな。
まぁ、マーレ編から、エレンが、始祖ユミルの力で、時間の流れがなくなった、過去も未来も現在もない世界にアクセスできるようになってしまった頃から、ちょっと怪しいなぁ、とは思っていたのだけれど。
となると、始祖ユミルの世界って、要は、コード・ギアスにおける「Cの世界」だったってことだよね。
ガチで、すべての記憶があるアカシック・レコード。
まぁ、神話にならえばそうなるよなぁ。
しかし、始祖ユミルがミカサに見出した力ってなんだったのだろう?
いや、今回の話の流れ的に言えば、それが「愛」に関わることは明白なんだけど。
始祖ユミルがフリッツ王に抱いた「愛」がまねいた足かせを外す何かが、ミカサがエレンに向ける「愛」の見つけることができた、ということだよね。
そうなると、前回の最後で、ミカサがエレンの首を跳ねる場面を見ていたときの始祖ユミルの心情を想像するしかないのだけど。
愛情は従順であるだけでなく、時には罰することもできることだ・・・とかかなのかね?
まぁ、このあたりは、もうすこし時間が過ぎて、それこそ、第1話から通しで読み直したらもう少しなにか考えが浮かんでくるのかもしれない。
ただ、ちょっと思ったのは、この物語については、伏線回収がされていない!と連呼するのは違うように思うのだよね。
大事なことは、ある大きな神話的な物語設定の下で、エレンたちがどう生きてきたか、ということにあるはずだから。
確かに、最初にまずは壁が破壊されエレンの母が殺されるというイベントが発生しなかったら、エレンが「進撃の巨人」の力を父から継承する展開にならない、だから、本来なら死ぬはずだったベルトルトを生かした、ということまでエレンの口から聞かされると、おいおい、それはさすがにマッチポンプすぎるだろ?と思うわけだけど。
でもそれも、物語が進んで、エレンが、勲章授与の式典のときに、ヒストリアの手をとったときに、ようやくわかることなのだから、しかたがないことで。
ただ、物語の最終コーナーであるマーレ編になって、始祖ユミルの世界と、進撃の巨人の「未来の記憶を見ることができる」能力が出てくることで、物語の構造が、完全にループ構造になってしまったことは、最終的にどうだったのかなぁ、とは思うな。
しかも、そのあからさまなまでのゼロ年代的セカイ系のオチを、2020年代というディケイドの最初の年である2021年に示されたことは。。。
なんか、多分、そこに、あれー、ちょっと期待していたのと違った。
「進撃の巨人」というから、この先の「進撃」を示してくれると思っていたのに、そうではなく、ただの「ループの巨人」、「予定調和の巨人」になってしまったのだから。
なんか、肩透かしを食らった感はやっぱり否定できないんだよね。
正直、ストレートに「進撃」の結果を見せてほしかったな。
そういう意味では、リヴァイだけが、調査兵団の生き残りとしてただひとり残ったのが象徴的。
ある意味で、リヴァイvsミカサの、アッカーマン一族の間の世代間対決の物語だったことになる。
リヴァイは、調査兵団の同僚たちと、旧世代の進撃の先には、巨人を駆逐した結果、解放された世界があると信じていたのに、
ミカサは、ただ、エレンとアルミンとの幸福な世界が続けばいいとだけ思い続けてきたわけだから。
ただ、そのミカサ的な小さな世界の話が、セカイ全体の行く末を決める動きになってしまうのだから。
そりゃあ、リヴァイがミカサを苦手に思うはずだよね。
ある意味で、巨人、すなわち、始祖ユミルの天敵がアッカーマン一族だったわけだから。
あ、でもそうか、やっぱり、リヴァイとミカサの物語として読み直すと、違う解釈に至りそうだな。
じゃあ、それはまた次にでも。
それにしても、エレンが眠る場所が、あの丘の木の下なのだから、ホント、予定調和のループだよな。
結局、あの木が世界樹であり、アカシック・レコードだった、ってことだったんだな。