いよいよ深層からの脱出に向けて動き出したベルとリュー。
それが過酷な道のりになるのは当たり前で、それゆえ、どうしてもベル君たちの発言も含めて、悲観的で辛気臭いものになりがち。
多分、それだとアニメの構成としては厳しい、ということで、多分
●ベルとリューの深層からの脱出
●ヴェルフやリリたちのサバイバル
●アストレア・ファミリアについてのリューの回想
の3つが並行して描かれるようになったのだろうけど。
ちょっとこれ、ひとつのエピソードとして見るには忙しないね。
あとでまとめて一気見でもしない限り、ちょっと見にくい。
まぁ、リゼロの2期に比べれば全然見やすいけどねw
ただ、これだと、あの原作の14巻を読んだときの、なんともいえない絶望感は表現されないのだろうな、と思った。
絶望感って、やっぱり視点キャラの主観で語られないと難しいよね。
戦闘のようなアクションシーンなら、複数キャラの描写で済むけど。
今回は、特にそれを感じたかな。
そういう意味では、ヴェルフの自問自答のシーンはよかった。
あの場面の直後に、ヘファイストスとヘスティアの会話が挟まれていたけど、あれ、原作にあったっけ?
ちょっと思い出せないのだけど、でも、あの場面で、ヘファイストスが「ベルの成長に合わせて進化するヘスティア・ナイフ」について触れたのはよかった。
だって、その直後に、ヴェルフが打った砕けない魔剣が出てきて、その魔剣もまた、砕けない分、ヴェルフとともに成長する、と宣言していたから。
これ、このヴェルフの魔剣が、ヘスティア・ナイフに準じたものであることを示しているし、
ということは、ヴェルフの鍛冶師としての力量が、彼の師匠で最愛の人でもあるヘファイストスの力量に迫っている、ということだよね?
だとすれば、確かに、ヴェルフはヴェルフで、ベルとは違った意味で高みに届こうとしていることが表されている。
この深層の冒険を経て、ヘスティア・ファミリアは、力ではなく技巧派のファミリアとして成長していくことになって、その過程で、リリもまたパルウムらしく(力はないけど)知恵のある参謀として頭角を表していく。
いま、ちょうど『アストレア・レコード』を読んでいる最中なのだけど、その印象だと、ヘスティア・ファミリアって、在りし日のアストレア・ファミリアの役割を継承していっている感じなんだよね。
ロキとフレイアの2大ファミリアの間で、遊撃隊としての役割を担い、なによりも、オラリオの人たちに希望を与え、他のファミリアの士気を高める存在となる、という点で。
そういう意味で、リューが、アリーゼに感じた親密さの延長線上でベルに親近感を抱き、最後には惹かれてしまった、というのも理解できる。
つまり、この深層の経験を経て、ヘスティア・ファミリアは、今代のアストレア・ファミリアとなる道を歩み始める。
その意味で、物語の真ん中にリューがいて、彼女の回想を通じてアストレア・ファミリアが紹介されるのって、実は重要だったんだな、と思ってきた。
いや、むしろ、アニメの制作陣が、原作をそう解釈して再構成をしたのかもしれないけれど。
ということで、これは深層編の全てが放送されてから、通しで全部を見るとかなり印象が変わるのではないか、と思ってきて、今から楽しみになってきたw
きっと次回あたりから、アストレア・ファミリアの面々の詳細な紹介に移るのだろうなw
それが過酷な道のりになるのは当たり前で、それゆえ、どうしてもベル君たちの発言も含めて、悲観的で辛気臭いものになりがち。
多分、それだとアニメの構成としては厳しい、ということで、多分
●ベルとリューの深層からの脱出
●ヴェルフやリリたちのサバイバル
●アストレア・ファミリアについてのリューの回想
の3つが並行して描かれるようになったのだろうけど。
ちょっとこれ、ひとつのエピソードとして見るには忙しないね。
あとでまとめて一気見でもしない限り、ちょっと見にくい。
まぁ、リゼロの2期に比べれば全然見やすいけどねw
ただ、これだと、あの原作の14巻を読んだときの、なんともいえない絶望感は表現されないのだろうな、と思った。
絶望感って、やっぱり視点キャラの主観で語られないと難しいよね。
戦闘のようなアクションシーンなら、複数キャラの描写で済むけど。
今回は、特にそれを感じたかな。
そういう意味では、ヴェルフの自問自答のシーンはよかった。
あの場面の直後に、ヘファイストスとヘスティアの会話が挟まれていたけど、あれ、原作にあったっけ?
ちょっと思い出せないのだけど、でも、あの場面で、ヘファイストスが「ベルの成長に合わせて進化するヘスティア・ナイフ」について触れたのはよかった。
だって、その直後に、ヴェルフが打った砕けない魔剣が出てきて、その魔剣もまた、砕けない分、ヴェルフとともに成長する、と宣言していたから。
これ、このヴェルフの魔剣が、ヘスティア・ナイフに準じたものであることを示しているし、
ということは、ヴェルフの鍛冶師としての力量が、彼の師匠で最愛の人でもあるヘファイストスの力量に迫っている、ということだよね?
だとすれば、確かに、ヴェルフはヴェルフで、ベルとは違った意味で高みに届こうとしていることが表されている。
この深層の冒険を経て、ヘスティア・ファミリアは、力ではなく技巧派のファミリアとして成長していくことになって、その過程で、リリもまたパルウムらしく(力はないけど)知恵のある参謀として頭角を表していく。
いま、ちょうど『アストレア・レコード』を読んでいる最中なのだけど、その印象だと、ヘスティア・ファミリアって、在りし日のアストレア・ファミリアの役割を継承していっている感じなんだよね。
ロキとフレイアの2大ファミリアの間で、遊撃隊としての役割を担い、なによりも、オラリオの人たちに希望を与え、他のファミリアの士気を高める存在となる、という点で。
そういう意味で、リューが、アリーゼに感じた親密さの延長線上でベルに親近感を抱き、最後には惹かれてしまった、というのも理解できる。
つまり、この深層の経験を経て、ヘスティア・ファミリアは、今代のアストレア・ファミリアとなる道を歩み始める。
その意味で、物語の真ん中にリューがいて、彼女の回想を通じてアストレア・ファミリアが紹介されるのって、実は重要だったんだな、と思ってきた。
いや、むしろ、アニメの制作陣が、原作をそう解釈して再構成をしたのかもしれないけれど。
ということで、これは深層編の全てが放送されてから、通しで全部を見るとかなり印象が変わるのではないか、と思ってきて、今から楽しみになってきたw
きっと次回あたりから、アストレア・ファミリアの面々の詳細な紹介に移るのだろうなw