前巻でも予告されていた、剣花団以外のオリバーの学生仲間を、決闘リーグという、なんちゃって天下一武闘会wを通して紹介していくシリーズの第1段w
どうやら9巻までこの決闘リーグ・シリーズは続くようだけどw
で、この決闘リーグでは、剣花団の面々が微妙にシャッフルされたのも見どころのひとつw
オリバーとナナオのペアは盤石として、そこに今回は家族の事情から強者の学生とは組めないという判断をしたシェラが抜け、代わりにて、胡散臭い転校生のユーリが加わった。
といってもこのユーリ、前巻である6巻の最後で、デメトリオの分魂、つまりは「密偵」であることが判明していたので、いやがおうにも緊張は高まる。
といっても、ユーリの場合は、本人にスパイをしているという意識がないので、密偵というよりも「隠し撮りカメラ」のようなもののようだけど。
それがあとあとどう効いてくるのかw
で、では、今回、オリバー&ナナオの剣花団実力者組から抜けたシェラはどうしたかというと、血縁上の妹のステイシー&フェイ組に合流。
で、このチームでの戦いを通じてステイシー&フェイのバックストーリーに触れていく流れになる。
こういう自然な流れで背景情報を明かしていくところが、この作者のうまいところなで、設定情報を地の文でダラダラ書き連ねるし脳のない『エイティシックス』の作者とかは、爪の垢を煎じて飲ませてもらうべきw
あと、今回もうひとつ面白かったのは、剣花団の残りの3人、カティ、ピート、ガイが、オリバーたちとは別口でパーティを組み、決闘リーグにエントリーしたこと。
そして、意外なまでにカティたちも善戦したこと。
まぁ、この物語がハリポタも参考にしているというのであれば当然といえば当然で、それは、オリバーやシェラ、ナナオの勇姿に惹かれてモチベが上がっている3人が、彼らの背後でちゃんと成長していく、その様子を描くのも大事だということ。
で、それとの兼ね合いで行けば、キンバリーはあくまでも魔法学園であって、魔剣学園ではない、ということ。
そのため、決闘といっても魔法剣士のように、魔法を使いながらも最後は剣で切り合うのだけが主流なわけではなく、とにかく剣を使おうが使うまいが、魔法を使って相手をねじ伏せれば価値である。
だから、決闘リーグの半分以上は、いかに自分たちの魔法を使って戦局をうまく進めるか、その戦略性にかかってくる、ということ。
まぁ、要するに、いわゆる異能力バトルでかまなわない!ってことで。
当然、ちゃぶ台ひっくり返し系の戦略もあるわけでw
その点で、カティ組の戦い方はユニークだった。
そういう意味では、魔法の幅の広さを伝える回でもあった。
まぁ、オリバーとエイムズの剣闘は完全に達人どおしの対決だったけど。
で、その過程で、オリバーが、母クロエの教えを思い出して視覚を捨てて相手の攻撃に合わせるところは、いかにも魔法剣士っぽかったけどw
てか、ここだけみると『ハリポタ』というよりも『ネギま!』っぽかったけどねw
そうやってとりあえずオリバーたちの予選が終わって、次は、え?同じペースで上級生の決闘リーグも描くの、それはさすがにたるいなぁ、って思ってたら、最後に一波乱あって次巻に続くw
リヴァーモアがゴッドフレイから胸骨を抜き取って終わり、というびっくりな終幕w
まぁ、リヴァーモアの所業については、本巻の冒頭でエピソード的に描かれていたので、いきなりというわけでないのも、作者のうまいところなんだけどw
ホント、構成が上手だよね、この作者は。
なので、サクサクと読み進められる。
ということで、8巻に進む。
ホント、ページターナーとして出色な作品w
どうやら9巻までこの決闘リーグ・シリーズは続くようだけどw
で、この決闘リーグでは、剣花団の面々が微妙にシャッフルされたのも見どころのひとつw
オリバーとナナオのペアは盤石として、そこに今回は家族の事情から強者の学生とは組めないという判断をしたシェラが抜け、代わりにて、胡散臭い転校生のユーリが加わった。
といってもこのユーリ、前巻である6巻の最後で、デメトリオの分魂、つまりは「密偵」であることが判明していたので、いやがおうにも緊張は高まる。
といっても、ユーリの場合は、本人にスパイをしているという意識がないので、密偵というよりも「隠し撮りカメラ」のようなもののようだけど。
それがあとあとどう効いてくるのかw
で、では、今回、オリバー&ナナオの剣花団実力者組から抜けたシェラはどうしたかというと、血縁上の妹のステイシー&フェイ組に合流。
で、このチームでの戦いを通じてステイシー&フェイのバックストーリーに触れていく流れになる。
こういう自然な流れで背景情報を明かしていくところが、この作者のうまいところなで、設定情報を地の文でダラダラ書き連ねるし脳のない『エイティシックス』の作者とかは、爪の垢を煎じて飲ませてもらうべきw
あと、今回もうひとつ面白かったのは、剣花団の残りの3人、カティ、ピート、ガイが、オリバーたちとは別口でパーティを組み、決闘リーグにエントリーしたこと。
そして、意外なまでにカティたちも善戦したこと。
まぁ、この物語がハリポタも参考にしているというのであれば当然といえば当然で、それは、オリバーやシェラ、ナナオの勇姿に惹かれてモチベが上がっている3人が、彼らの背後でちゃんと成長していく、その様子を描くのも大事だということ。
で、それとの兼ね合いで行けば、キンバリーはあくまでも魔法学園であって、魔剣学園ではない、ということ。
そのため、決闘といっても魔法剣士のように、魔法を使いながらも最後は剣で切り合うのだけが主流なわけではなく、とにかく剣を使おうが使うまいが、魔法を使って相手をねじ伏せれば価値である。
だから、決闘リーグの半分以上は、いかに自分たちの魔法を使って戦局をうまく進めるか、その戦略性にかかってくる、ということ。
まぁ、要するに、いわゆる異能力バトルでかまなわない!ってことで。
当然、ちゃぶ台ひっくり返し系の戦略もあるわけでw
その点で、カティ組の戦い方はユニークだった。
そういう意味では、魔法の幅の広さを伝える回でもあった。
まぁ、オリバーとエイムズの剣闘は完全に達人どおしの対決だったけど。
で、その過程で、オリバーが、母クロエの教えを思い出して視覚を捨てて相手の攻撃に合わせるところは、いかにも魔法剣士っぽかったけどw
てか、ここだけみると『ハリポタ』というよりも『ネギま!』っぽかったけどねw
そうやってとりあえずオリバーたちの予選が終わって、次は、え?同じペースで上級生の決闘リーグも描くの、それはさすがにたるいなぁ、って思ってたら、最後に一波乱あって次巻に続くw
リヴァーモアがゴッドフレイから胸骨を抜き取って終わり、というびっくりな終幕w
まぁ、リヴァーモアの所業については、本巻の冒頭でエピソード的に描かれていたので、いきなりというわけでないのも、作者のうまいところなんだけどw
ホント、構成が上手だよね、この作者は。
なので、サクサクと読み進められる。
ということで、8巻に進む。
ホント、ページターナーとして出色な作品w