ナフパクトスからコリントス湾を渡りペロポネソス半島に上陸してオリンピアへ向かいました。
近代オリンピック発祥の元となったオリンピアはあまりにも有名で紹介の要は余りありませんがすこし触れて起きます。この地は神ゼウスを祀る神域で本来オリンピック競技はこのゼウスに奉納された神事でした。BC676年が第一回とされています。その後全ギリシア民族にとって重要な行事になりました。
しかしデルフィの場合と同じようにキリスト教が国教となり異教弾圧が厳しくなりAD393年を最後に競技大会はテオドシウス帝の勅令で廃止され諸神殿も破壊されました。1875年フランスの考古学者によって発掘されるまで地中に眠っていました。
写真は聖火を採火する所です。