100倍楽しむ海外旅行  時々国内旅行

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歳(終末期後期高齢者)のジジイの53

回の旅行103ヶ国を100倍楽しんだ話 付録で時々エンディングノート

「スペイン・ポルトガル」編 ケルト人1

2009年06月03日 08時27分16秒 | スペイン・ポルトガル

 サマランカ大学の構内の案内所のようなところでふと見かけたのが写真の遺物です。文様から見てケルト人の遺物ではないかと思い尋ねるとそうだという答えが返ってきました。

 ケルト人とは古代ヨーロッパの中部に住み、ケルト語を使用した人々。前3千年紀~前2千年紀にケルト文化(オーストリアのハルシュタットが有名)を形成。その後西ヨーロッパに移住。というのが辞書的理解ですが、難しくなるのでヨーロッパ先住民族と簡単に理解しておきます。そのケルト人がピレネー山脈を越えイベリア半島に入ってきたのが紀元前900年頃だとされています。彼らは先住民であるイベリア人と混血して現在のスペイン人の原型が形成されたとされています。ということでスペイン北部ではケルト人の遺跡、文化の名残が残っています。

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「スペイン・ポルトガル」編  アルタミラの洞窟絵画

2009年06月03日 08時21分41秒 | スペイン・ポルトガル

 海外旅行はその地域の文化遺産を見ることが多いのですが、時間(歴史)を無視すると理解が困難になります。そこで自分の頭の整理もかねて今回の旅行で経験したスペイン・ポルトガルの文化遺産を時代順に紹介したいと思います。  

 現生人類(ホモ・サピエンス 現代人と結婚しても子供が出来る)が最初にヨーロッパに出現したのが約10万年前でクロマニヨン人と呼ばれています。彼らが1万5000年ほど前に描いた壁画がアルタミラ洞窟に残されています。(場所は2009年3月29日の地図でレオンの北東海岸に近いところ) この洞窟は現在非公開になっていて、マドリッドの国立考古博物館に再現されているということで、自由時間を使って出かけることにしました。ところがこのアルタミラ展示室だけが閉鎖されていて見ることができませんでした。

 画像は”kanamoya“ というホームページから転載させていただきました。

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