グアダルーペはレコンキスタ、コンキスタドールの「守護聖母」が祀られている修道院があります。 1300年頃羊飼いがこの地で木彫りの聖母像を見つけたのがこの修道院の始まりとされています。これに祈願したカトリック勢力がイスラーム勢力に勝利したことからレコンキスタの守護聖人になります。その後コロンブスがアメリカから帰国しここにお参りをしてカリブ海の島を奉納してからはコンキスタドールの守護聖人になりました。またコロンブスはインディオをここに連れてきて洗礼を受けさした話は有名です。
中世から近世にかけては以前紹介したコンポステーラ(2009年5月22日、24日)よりは巡礼の人が多かったようです。現在も南アメリカのカトリック教会の本山的な地位にあります。
メキシコのグアダルーペにカトリック教公認の聖母出現譚があります。ここの出店?ですかね。
なお、このグアルダルーペという名前もファティマ(2009年5月10日、12日)と同じくアラビア語起源(隠された河)というのも面白いですね。