このパルテノン神殿はこの時の撮影ではなく2007年の「ギリシア周遊とエーゲ海クルーズ」の最後の晩餐のレストランから見たものです。
このアテネのアクロポリスは東西270m、南北156m、高さ150mの岩の丘にあります。したがってかなり遠方から見ることができます。この神殿の主神アテナ女神です。
なお、この神殿にあった彫刻は今はほとんどすべてイギリスの大英博物館にあります。大英博物館にある経緯は省略しますが、ギリシア政府は返還を要求しています。イギリスに旅行した時自由時間に大英博物館行きましたが、その時入館料が無料でした。その時はちょっとびっくりしましたが、考えてみれば当然だと思いました。理由は省略、考えてみてください。
写真はアテネのアクロポリスにあるパルテノン神殿です。 ギリシアでは何といってもアクロポリスにあるパルテノン神殿でした。その当時のわたくしのメモには「アクロポリスの丘 民会の開かれた広場を遠望して感無量。アテネ考古学博物館エジプト的静的なものよりダイナミックなものへと彫像が移り行くのをデスボティズムから民主主義へと見るのは穿ち過ぎか。」と書いていました。
アクロポリスといえばアテネと思いますが、古代ギリシアの各ポリスにあった本来城塞的なもので重要な祭儀も行われました。
「感無量」とメモしたのはたぶん学生時代の衣笠茂先生の「アテナイ(アテネの古代名)の民主制」という講座を1年半受講した思いが込められていたのかもしれません。