1996年1月21日~2月4日の旅でした。今回からは土産物店への無駄な時間は無くなりました。
香港経由でデリーに夕方到着しホテルに直行でした。デリー空港の出迎えは前回のカイロ空港の排気ガスとは違って香辛料の匂いでした。(注)
翌日は終日デリー観光でした。上の写真はオールドデリーです。下はニューデリーで官庁街、各国大使館、高級ホテル、高級住宅地があり木々が多く広々としてきれいな街です。オールドデリーは庶民の街でこのような雑踏ぶりです。この繁華街チャンドニーチョクを私たちはリキシャー(日本語の人力車に由来)で観光しました。中央の二人の女性は同行者です。マスクをしていますね。よく覚えてはいませんがかなり空気が汚染されていたようでした。
当時のわたくしのメモでは「オールドデリーとニューデリーでは極端な差がある」とあります。
現在のインド人が学校で習う言葉に「Unity in diversity(多様性の中の統一)」があります。インド理解のキーワードです。ただし、Unityの現実にはいろいろと議論があるようです。
(注)この香辛料の匂いについては後日談があります。当時私はこんなにたくさん旅行をする予定はありませんでした。したがって旅行用のスーツケースは持っていませんでした。カメラは前回はインスタントで、今回ようやく安いフィルムカメラを購入しました。そのカメラ店で無料のスーツケース借りることにしました。帰国後スーツケースを返しに行きスーツケースを開けました。その瞬間強烈な香辛料の匂いが店内に立ち込めました。店主はびっくり仰天。以下省略。というわけで次回からは自前のスーツケースで。 インド旅行は香辛料の匂いで始まり香辛料の匂いで終わりでした。