風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

新しいチーム

2024年07月28日 | 詩吟
25周年大会に向けて、「麗しき詩吟女子」チームが結成されました。
会長の「書」とのコラボで、「山中の月」を吟じます。

若い中央会幹事さんが発起人となり、着々と準備が進み、申し込んだメンバー
が中央会で吟詠をご披露しました。

麗しきにふさわしい「麗しい吟詠」をして欲しいものです。
「月」と「心」に焦点を当てて、美しく麗しく詠って下さいね。

文字数の多い言葉は、先輩の美しい言葉運びをお手本に、ひらがな読みに
ならない事。
山民の「こころ」を思いながら特に、思いを込めた吟詠を。

そして、「わが心は」のさびの部分を歌い上げる時は、入りの三半の高さの
「こ」の音を丁寧に正しくね。
次に来る「八」の音程に勝る位の美しさで、詠おう。
三半の音が美しく正しく詠ってこそ、八の高さが生かされて麗しくなる。
その為には、私は、輪唱部分の「心は」は、カットして、「我がこころは~
こころは~」と詠った方が良いと思う。我がの言葉を入れて、三半の音程に
邪魔させてはいけない。
「八」の高さの「こ」はあくまでも美しく透明に。
声の出しにくい人は、敢えて出さない。その代わり、頭と体の中を正確な
「八」の高さで満たして、そのイメージをパワーとして送りましょう。
綺麗な声だけを表に出して、イメージを添えて聞き手に届けるのです。

私たちは、「麗しき詩吟女子」なのだからね。

そして何より、美しい口のかたちをイメージではなく鏡を見て実感してね。
美しい口のかたちから、美しい声が美しい音が奏でられるのだから。
        「麗しき詩吟女子」頑張れ!
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夢松風 ミニミニ構成吟

2024年07月24日 | 詩吟
梅雨明けの日差しも強くなり、午前中からの外出も、ちょっと負担に感じます。
それでも、声を出していると調子がでてきていつもの元気さに戻ります。
あ、まだいけてる。

1時間の予備練習は、アップに必要な時間であると強く感じた今朝でした。
今日は、和歌、時期的に早いものを選びました。
練習ができたころにその季節が来るからちょうど良いと考える。
いろんな都合で、「秋来ぬと」が今日の吟題です。

最近予習をしてこられる人が増えて、ゼロから1になるまでの経過を観察し
上達していくことの喜びをつぶさに感じる事が少なくなったので、おもしろく
ないなぁと、一人つぶやく。

自由に詠いましょう。自分なりに詠いましょう。
予習してきた方へのコメントは特に、ありません。
私自身もやっと、発声が望みの方向に向いてきたので、パワフルなだけの吟詠
から脱却しつつある(つもり)。
この、苦労をしてみて、はじめて先生って何をしたらよいのか、考える。

課題のお稽古が早く終わったので、ミニミニ構成吟の練習に取り組みました。ナレーターの音源を聞きながら、一通り流してみました。
女性のナレーションを聞いて、男性が自分の高さで吟詠することの困難さを
十分知ったうえで、敢えて伴奏を使わなかったのは、わけあってのこと。

コンダクターで音程を示されての吟詠が、空気のように身についていることを
ひしと感じますが、これからの練習で、ガイドなしで詠い始めることが、
どうにかなるのだろうか。
一抹の不安をかんじながら、まさかの時の手は考えています。

「女性の声を聞いた上で、自分の高さで、吟じる事」がこれからどう展開されるか。興味津々。

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mp3

2024年07月22日 | 詩吟
mp3って、アイチューンズに入れられるんだね。
20年も前から、使っているのに、CD対応と思いこんでいた私。
CDこそ、正しい音源と思っていて、MP3で送りたいというのを却下して
しまいました。

待てよ、これから、音源はCDのみと言ってはいられないよねぇと、思い至って
検索をかけました。
すぐに、見つかりました。そして簡単であると知りました。私に取っても
かんたんなのだろうかと、いぶかりながら、昨日はよんどころない用件で
一日外出していたので、今日になって腕まくりをして始めました。
あっけなく、あっという間にプレイリストに入れることができ、それができると
当たり前に、他の音源と共に編集も出来ました。
干渉されること無く、新しいホルダーが出来ました。
編集したものをCDにコピーできました。

はぁ~そうなんだねぇ。
今までにMP3で、音源が提出されることが無かったので、何の不自由もなく
ここまで来ました。

進化しているアイチューンズを知ることなく、音源はCDと思いこんで、
それで事足りている昨今でした。
(年齢だけでなく、新しい情報に明るくて、す早く対応している)若い人の
知識を頂きました。
メールで頂いたMP3の処理はできました。
次は、CDの音源をメールで送る操作を学びます。
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吟友草加暑気払い

2024年07月11日 | 詩吟
漢詩は、一つの詩で起承転結になっていますから、その流れのままに物語に
出来るんじゃないかしら。
このアイディアは、10年以上も前からちらちらと頭をよぎっていたのです。
10年前に気が付いて、温めるでなく、確かめるでもなく、そこに置いていました。
私自身と会員さん自身の力が丁度良く充実してきたこの時期だから、実行
できるようになったと思いました。

覚える漢詩は、一題のみ。独吟は一行のみ。
自分のパートをしっかり演じましょう。冠の付いた大会で、たった1行を
心を込め、これ以上はないというくらいの吟じ方をして下さいね。
吟友草加のIさんによるミニミニ構成吟のシナリオが出来上がり、夢松風の
二つの教場で検討が為されました。
最終稿は、Iさんの手元に戻って最終確認が出来たことで、今日7月11日に
出来上がりました。

ちょうど今日は、暑気払い。
久振りのHさんも参加されて、駅近くの広島のお好み焼き屋さんで、乾杯!
今年入会したばかりのFさんとは、これが初めての飲み会。
シナリオも出来て、新しいメンバーとのコミュニケーションもさらに深まって
良い時を過ごしました。
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夢松風土曜日教室

2024年07月06日 | 詩吟
8月の昇段試験の準備と、25周年大会のミニミニ構成吟の準備とが行われて
居ます。

昇段試験は、どうやら二人とも仕事で、出席できそうにないので、音源による
受験となりそうです。
土曜日教室の吟の仕上がりは時間をかけて進行しているので、吟題に選んだ
詩の吟詠は、すでに出来上がっています。
あとは自主練習のみ。
音源による受験は、有利なのですから、これ!という吟詠を録音しましょう。

25周年のシナリオは、何度も書き直され、一応のものができました。
ナレーター(担当は土曜日教室のAさん)に原稿が渡され、読みやすさなど、自分なりの考えを取り入れて校正をお願いしました。
後日届く原稿と今ある暫定の原稿とのすり合わせを9日の火曜日教室で、
そして11日の吟友草加の日にも行い、最終決定と致します。
同じ指導者とはいえ、三か所の教室の意思疎通がこんなにもスムーズなのは、
不思議なくらいです。
意見を遠慮してないよね?

皆さんそれぞれに得意分野をお持ちなので、それぞれに合わせてお願いした
仕事に積極的に取り組んでくれます。
人数が少ないおかげで、総意をくみ取ることが出来ているのかなぁと、
一人合点。
さぁ、次は、9日の火曜日教室の吟詠者決定です。
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カラオケ

2024年07月01日 | 詩吟
明日は、須藤先生の論語素読の会。
念願の「長恨歌」の講座の日を迎えることとなりました。
念願とは、2020年計画した長恨歌の講座が3回の内2回行ったところでコロナ蔓延となり、中止の憂き目にあいました。
 第1回2020年1月16日木曜日 実施
 第2回2020年2月20日木曜日 実施
 第3回2020年3月19日木曜日 いよいよ最後の会は、コロナ大発生の為3回目
 を泣く泣く中止と須藤先生は決断しました。断腸の思いだったと思います。

3回目は、予定していた会議室では、ソーシャルディスタンスを保てないと
いうことで、広い会場へ移ることを余儀なくされました。
事前の見学をしましたら、防音の施された音楽室でした。
入り口が一つしかなく、換気がどの程度保たれるのか、天井が高い分却って
危ないのではないかと、素人考えではありますが、これなら大丈夫と思える
点は見つからない。会場の定員数という数字だけが条件を満たしている状態。

怖い怖い。すでに、須藤先生は、体調に不安を抱えていたので、他の誰よりも
安心が欲しかった。
命にかかわることには、とても責任が持てません。

その念願の「長恨歌」第3回目の終章をついに明日の7月2日に開催です。
4年4か月遅れました。
コロナの終息を見て、須藤先生の体調の好転を見てのことです。
会員のみな様は、待ちに待っていました。そして、須藤先生も何よりも望んで
いらっしゃいました。

せめて、吟詠の練習をして、先生の応援をしようと、カラオケのテレワークの
システムを利用して、詠いに詠いました。

     七月七日長生殿
     夜半無人私語時
     在天願作比翼鳥
     在地願為連理枝
     天長地久有時尽
     此恨綿綿無絶期  長恨歌 白居易 (最終六行)
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せっかくのお役目

2024年06月25日 | 詩吟
6月23日(日)の芦孝会中央会幹事会では、25周年記念大会の話し合いが盛んに始まりました。
若い世代の人からの積極的な提案がなされ、着々と準備が整い、賛同者も
どんどん増えて行っているようです。
その主眼点には、少し意見が違っているけれど私のできる限りの応援をして
バックアップしていくつもりです。
意見を出して右側左側と分かれて対岸の人となってしまわないことが大事です。
それぞれの心地良い方法で、それぞれの思いを尊重してどちらもさらに心地
よいという形で詩吟を続けて行くことが望ましいと思いました。
タイムスケジュール、プログラムなどを見て、私はそろそろどなたかにお渡し
したいお役目を思いきって辞退し、適任な方と交代していただきました。
これは、何年も前から思っていたことで、せっかくの采配に水を注したくない
と思い言い出し兼ねていました。
ぎりぎりで、言葉を発しました。やった!願いが通りました。
この日、飲み会の楽しく爽快であったことか、 自分でも驚くほどの解放感が
有って、ちょっと昔の飲み会は、こんな風に楽しめてたよねぇと思ったことでした。

これからは、「せっかくのご指名」に感謝しつつそれでも臆することなく、
もっと適任の方が居ると思えばご辞退していくことにしましょう。

会の後の飲み会のすっきり爽やかな感覚は、久し振り。
身軽になるって、いいな。いやいや、未だ、大事な仕事が残っているから
余り手放しになってはいけないよ。うんうん、そうそう。

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”KANGIN TOKYO NEWS” 

2024年06月22日 | 詩吟
毎月第4日曜日の東京芦孝会中央会に”KANGIN TOKYO NEWS"が全員に向け
配布されます。
K広報部長のもとこの日に配布できるように様々な手配が行われます。
今月の第4日曜日は、少し早めなので、作業がタイトでした。

詩吟の会の機関誌としてあえて”KANGIN TOKYO NEWS”とした斬新な
お考えは、野田芦孝会長によります。
まず、芦孝会長による季節だよりが巻頭を飾ります。
最新のホットニュースが次に掲載されます。
7月号は関吟総本部の定時総会、令和六年度前期昇段試験免許状授与式の記事と
続きます。

     

三段目は日本吟詠総連盟第五十二回関東地区吟詠コンクール大会開催の記事。
芦孝会からは2名が決勝大会出場権を獲得した内容となっています。

その同じ三段目には、「私の好きな一詩一吟一吟 №19」 今月は女性なら
ではの「花のいろは」小野小町が取りあげられました。
最後の4段には、「きらり!教場トピックス」№143が載せられています。
そして、裏面もあります。そこには芦孝会全23教場の開催情報です。
此の関吟東京ニュースには、個人情報がたくさんありますので、トップの
季節だよりのところだけ写真に撮りました。
後の詳しいことは、東京芦孝会HPにてご覧ください。

  東京芦孝会HP URL http://rokokai.sakura.ne.jp/
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夢松風土曜日教室

2024年06月15日 | 詩吟
オリジナルメンバーの二人は、所用にて欠席です。
期待のビジターさんは、都合でおいでになれなくなったとの連絡が入りました。
ありがたく私だけの時間と致します。

カラオケ屋さんと違って、窓から明るい光と風の入ってくる26℃の部屋で、先ず一声。
エアコンが効いている部屋でもコロナ禍以来窓を細く開ける習慣がつきました。
換気船からの喉へ直撃ではない自然の風をかすかに感じながら、いい調子で
声を出します。
体温の上昇と共にエアコンもどんどん効いてきます。調子に乗って冷やしすぎました。


最近、巻き肩がかなり改善されたため、肩の前側から親指の付け根までが
一直線でつながりました。手のひらを動かすとそれなりに肩と腕とのつながり
部分に刺激が届き、またさらに、腕の動きが良く鳴ります。
胸が上がり開いてきました。
首の後ろの大きなこわばりも少しずつ小さくなってきます。

かなり声の響きが良くなっているように感じます。いくらでも詠えます。
和歌も中音の声がひっくり返らないで、詠えるようになってきました。。。


証人の居ない発声の成果は、自己満足に過ぎないとは先刻ご承知。
転句の段下がりから結句にいたるつながりの声が、息切れしたり、低音が
出にくかったりが、自分でもわかる位改善されていること実感しているので
あながち一人合点ではないとします。

さて、オリジナルメンバーさんへ!
次回は、昇段試験の練習をしましょうね。
暑くなりましたから、お気をつけてね。
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ビジター参加 自由とわがまま

2024年06月08日 | 詩吟
忘れ物を預かって頂いていたのでうけとるためと、伴奏曲の選定のための
ご協力のために久しぶりに江戸川詩吟道場に出かけました。
コロナ前には、ビジターさんになることに理由付けは無く思いのままに参加
していました。コロナになって、ビジター参加を一切中止していました。
せっかくコロナ明けとなってもビジター参加に理由付けが必要になったのは、
単に私の「気後れ」によります。

芦孝会の「自由の法則」に、時々こうして自身が縛られてしまう。

道場での私の課題は、ことぶき吟詠会の発表吟題です。
初めて、静かに吟じることを宿題として選んだものです。この会は、尺八の
伴奏なので、自分のペースで詠うことが出来ます。
コンクールなどでは、2分以内に吟じ終えなくてはなりませんが、この会は
尺八の生演奏ですから、私主導で私の吟詠についてきてくれます。
そのつもりで吟じたものですから、今日の吟詠は、2分5秒だったそうです。
私に取っては、絶好調の時の吟詠タイムですが、その吟詠はいろんなところが
長すぎるはずです。
さて、それはどこかというと、譜№5に指摘が入りました。もう少し短くそして三半 三の音のうつり代わりを丸くと。
その他にもあるはずですが、残念なことに指摘は一か所のみでした。
今日は、二度とも転句の譜№18の入りの「五」の音程を外しました。
リラックスしてマイペースで吟じたつもりが、適度な緊張すら置き忘れたと
いうことにしておきましょう。
ちょっと反省。ビジターとして生徒になったおかげで自分のことを見直し、
これからの練習への課題を頂きました。ありがとうございました。

お稽古をつけて頂くということは、嬉しく楽しいものですねぇ。
指摘は入れば入るほど、にこにこしてしまいます。

その上、帰りには、とても嬉しくなることを聞きました。
それで、気を取り直して、また明日への力が湧いてきます。
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