風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

能オペラ

2015年10月21日 | 徒然に日々のことを
12月14日(月)白寿ホールにて 
   能オペラ Nopera AOI 
      %坙{の伝統と最先端クリエーションとの出会いー





青木涼子さんは、東京倦蛯ナ能楽専攻。英ロンドン大博士課程修了。
現代作曲家との協業を追及する30代能アーティスト。

日本語の発声は、洋楽のそれと違いますという話を、山村庸子氏にお話を伺って2年。
折に触れて、発声について、体をどう使うかなどと、思いめぐらしていました。
日本音階で、吟詠する詩吟は、やはり、日本語を正しく発声せねば。


やはり、ここに戻ってくるなぁ。「日本語の美しさをどう発声」するか。

≪能は、西洋音楽の常識を超える。「ピッチ(音程)を合わせない。間合いも日によって違う。絶対音感が邪魔になる」こうした異質の世界に触発されて作品を書く作曲家を探した。
能を聖域と考えない作曲家のほうが斬新な作品を書く」

能は、西洋音階でないどころか、音程への意識も薄い謠はさらに異質な音楽という。≫記事より



詩吟は、日本音階も、陽音階もあって、より西洋音楽に近いといえるから、説明の時も、五線譜を引いて視覚的に訴えることができます。
そして、オーケストラの伴奏を用いるようになっていますから、かなり、洋楽的に物事を考えられるということでしょうか。

この能と西洋音楽とのコラボレーションが、どんな出来上がりを見せるのか、楽しみです。

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