万太郎の実家の酒は、四万十の清麗な水でできている違いないと思う。
万太郎のやさしさは、母から、強さはおばあさまから、受け継いだのだね。
23日放送のおばあさまの万太郎への愛の深さには胸がシンとして語る言葉がない。
その前に、医者の告げたおばあさまへの終わりを見据えた言葉は、
「本心をお言いなさい」命と心が一体の主治医ならではの言葉であった。
その言葉が、心の安寧を与えてくれたのだが、そして、寿恵子もその事を提案
したのであるが、、、
エアメール便の報を聞くことによって、ぐっとこらえただけでなく更に進めと
万太郎に告げるおばあさまは、なんて強い人だろう。
現代の医者は、こんなこと言ってくれるだろうか。
言える医者もどこかに居るだろうよねぇ。
若し言ってもらったら、甘えてしまうだろう。
言ってもらった言葉に、力をもらえるおばあさまは酒蔵を女伊達に仕切って
きただけのことはある。