梅雨明けの日差しも強くなり、午前中からの外出も、ちょっと負担に感じます。
それでも、声を出していると調子がでてきていつもの元気さに戻ります。
あ、まだいけてる。
1時間の予備練習は、アップに必要な時間であると強く感じた今朝でした。
今日は、和歌、時期的に早いものを選びました。
練習ができたころにその季節が来るからちょうど良いと考える。
いろんな都合で、「秋来ぬと」が今日の吟題です。
最近予習をしてこられる人が増えて、ゼロから1になるまでの経過を観察し
上達していくことの喜びをつぶさに感じる事が少なくなったので、おもしろく
ないなぁと、一人つぶやく。
自由に詠いましょう。自分なりに詠いましょう。
予習してきた方へのコメントは特に、ありません。
私自身もやっと、発声が望みの方向に向いてきたので、パワフルなだけの吟詠
から脱却しつつある(つもり)。
この、苦労をしてみて、はじめて先生って何をしたらよいのか、考える。
課題のお稽古が早く終わったので、ミニミニ構成吟の練習に取り組みました。ナレーターの音源を聞きながら、一通り流してみました。
女性のナレーションを聞いて、男性が自分の高さで吟詠することの困難さを
十分知ったうえで、敢えて伴奏を使わなかったのは、わけあってのこと。
コンダクターで音程を示されての吟詠が、空気のように身についていることを
ひしと感じますが、これからの練習で、ガイドなしで詠い始めることが、
どうにかなるのだろうか。
一抹の不安をかんじながら、まさかの時の手は考えています。
「女性の声を聞いた上で、自分の高さで、吟じる事」がこれからどう展開されるか。興味津々。