夢松風教室の前後に部屋の空きがあって、補習のための部屋確保が容易に
できるのがわかりました。
ずっと以前は、今よりもフットワークの良かった私が、先方に出向き、
カラオケを活用するなどして補習練習を行ったこともあります。
カラオケの費用は仕方ないとして、その他について、望ましい運用を試行錯誤
しました。これと言う決定打の出ないうちに、コロナとなり、結論の出ない
まま練習自体が無くなりました。
いまでは、その頃には思いもしなかった会議室の利用方を見つかり、望み通り
の形で部屋の予約ができるようになりました。
気軽にやりたいだけの補習が出来るようになり、あの頃二人で試行錯誤して
悩んだのは何だったのだろうと、思います。
自粛でフットワークが悪くなり、体力気力の問題も低調となりました。
遠くまで出かけてよくぞ吟詠指導をやっていたものだと自分ながら、感心します。
出かけてまでと言う気力減少した訳は、その他にもあります。
この困難な時期に切磋琢磨し続けた人がグンと力を増してきて、余計な手出し
が必要なくなってきたことも感じます。
自力解決が出来るようになってきたのは素晴らしいことです。
「いつまでも子ども扱いしない。いつまでも先輩面をしない。」
自粛期間があったおかげで、のほほんな私にも変化を強く感じることが出来ました。
私の出来ることは、「基本の基」について語ること。中には、もうすっかり
卒業して離れた人もいます。もう、私の補習は必要ないからと失礼ながら
申し上げた方も居ます。 自信を持ってすすめ!
螺旋を描いて上昇する時、基本に戻るのは、先生の元に戻るのではなく、
自分の螺旋を描いて基本を極めるのですよ。
自分のおかれた位置を、改めて知った時に思ったことでした。