今年初めての蝉の声。
去年は、胸の中をカラカラと鳴っていた。
今年は、溺れそうになる。
鳴蝉や得意げな猫(コタ)の口中
年に一度の狩りの季節。蝉を捉えて得意げに持ってくる鼓太郎であった。
いつもは可愛げに寄ってくるのに、蝉の捧げものの時は、テレビで見た
雄ライオンの雄大な歩き方だったねぇ。
そして、鼓太郎の口の中から聞こえるのは、ジジジと言う哀れな声だが、
私には、鼓太郎の得意な気持ちが合わさって、立派な「鳴蝉」と聴けるのだ。
鼓太郎は時に「コタ」とも呼ばれます。
23日(日)中央会の日、特に感情の動いた日でした。鳴蝉について、思いが
溢れて、傑作がうまれました!
鳴蝉を咥えて吾子はのしあるき
吾子は、鼓太郎のこと。人間でいうと100歳に近い齢でも私にとっては、
鼓太郎は、吾子。居なくなってしまった今は、どうしようもなく吾子。