5月12日は、夢松風土曜日のAさんが都大会進出なさったので、応援です。
この日は、幼・少・青年の部と一般一部の関東地区予選に向けての戦いです。
小学生までの幼年部は、かわいらしいばかりでした。
中学生以上になると、可愛いだけではなく、それなりに勝ちたい気持ち満々の
お子様も見られて、やぁ、やっぱりコンクールだと、思いました。
青年部までは、幼いころからの訓練が行き届いている英才組がそのほとんどで
基本の声の出し方から違っていると感じました。
そしてその先、一般一部となるとそれらの比率が低くなって、大人になって
吟詠を始めたのだろうという声が増えてきます。
どなたの事も知らないでいっておりますので、私の単なる想像であることを
ご承知ください。
なかでも、Aさんは、特別優遇措置で、初出場初都大会と言う幸運を手にした
人です。
吟詠を始めて二年、今夏二段の昇段試験予定の実力ですから、良く、頑張って
壇上で吟詠をしたものだと、その勇気を買いました。
その天真爛漫さは、他に類を見ないほどですが、帰り道二人になると、
実力の差を感じたとポツリとおっしゃっていました。
あ、そうなの?ちゃんと見るところ聞くところはちゃんと抑えていたのね。
ちょっと安心。
来年の挑戦を楽しみにしています。
私の悪い癖をどう取り除くかが、一番の課題ですが、私自身の戦いでもあります。
重い宿題を頂いて、奮起するしかないなぁ。
後ろ向きになんてなっていられないぞ。
今回初めて二人で向き合う時間があって、ちょっとした心配が吹き飛んで
しまいました。
何とかなるかもと、意を強くしたところです。
愉快で刺激的な教室は、まだまだ続きますよ。