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採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

2008栗渋皮煮

2008-10-14 | +干し柿・干し芋・栗

先週の木曜(10/9)で栗拾いにもケリをつけ、日曜(10/12)に、渋皮煮作りも終わりになりました。
最後の方は集中力も尽きて、ひと鍋まるごと焦がしてしまったりなど悲しい出来事もありました・・・。
ビンも足りな気味だし、既に沢山出来たし、まあいいか、と自分を慰めました。

ちょっと疲れた・・・。
で、連休はまさにぐったり過ごしていました。
本当は新宿伊勢丹の「イタリアフェア」に行きたかったのにな・・・。


あんまり頑張り過ぎるのも問題だわ。

鶴の恩返しではないけれど、ひと仕事終える度に毛羽が抜けてしまうよう。
がっくりと階段状に老化するのが分かるような気がします。
白髪は生えてはいないけれど(多分)、筋肉量がめっきり減って(体脂肪率が上がった)気がします。
これから心を入れ替えて運動だわ!(柿シーズンまでの間)

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今年の栗渋皮煮は、圧力鍋で煮る、というやり方も試してみました。
糖分を圧力で押し込もう、と、薄めのシロップと一緒に、湯煎状態にして圧力鍋にかける、というやり方にしてみました。

栗が爆発してしまうのではと心配でしたが、大丈夫でした。
加圧および減圧を急激にしなければ大丈夫のようです。
(水冷などして急激に減圧すると、鬼皮つきの栗でも爆発します。一昨年実験済(涙))

ただし、このやり方だと、糖分が高温でカラメル化するためか、シロップが少し茶色くなり(普通の鍋だと紫がかった色になる)、味にもカラメルの味が感じられるような気がします。
カラメル味のついたシロップは、バニラ棒の香りが利きにくい気がしました。

砂糖を染みこませようとしてシロップと煮たけれど、砂糖なしの方がいいのかも。
圧力鍋で柔らかくした栗ををシロップで煮ていけば、それなりに甘さは染みこむのではないかしら?

■■圧力鍋使用の栗渋皮煮 覚え書き
■作り方
(1)渋抜きするまでは、こちらと同様。
(2)完全に渋が抜けた段階で、圧力鍋の中に小鍋(栗+水)を入れ、湯煎状態にして栗を茹でる。このとき栗が水面から出ない様に。
加圧時間は、5~10分程度か。
(瓶詰めしてしばらくしてから味見しようかと思ったのに、10分加圧のものを鍋丸ごと焦がしてしまったため、比較出来なくなってしまいました・・・)
(3)加圧時間が終わったら、そのまま簡単にふたが外れるようになるまで放置する。
結構時間がかかりますが、急冷はしない方がいいと思います。栗が爆発する可能性が。
(4)別の鍋に砂糖と水でシロップを作っておき、圧力鍋から取り出した栗(まだ熱い)をそこに移す。
(5)適宜煮含めて、出来上がり。
そのまま加熱して瓶詰めするのではなく、一度冷まして、また煮返した方が味が染みそうな気がします。


今年の渋皮煮風景の写真をご紹介しますね。
(写真はクリックすると拡大します)

2008/10/1

ぴかぴか!
見ているだけで嬉しくなります。
鬼皮むきが一番好きです。
私のいつものむき方はこちら

2008/10/1

大小取り混ぜています。
でも今年は比較的大きめです。大きい実のなる木にしょっちゅう通いました。

2008/9/30 1回ゆでのあとは、こんな感じでなまっちろいです。
2008/9/30 数回茹でると紫色に染まっていきます。
フラッシュを焚かないとよく分かりませんね。
2008/9/30 フラッシュを焚くとこんな感じ。
2008/10/12 圧力鍋に内鍋をセットして煮た様子。
5~10分加圧して自然に冷ますと煮くずれたりしませんでした。
2008/10/11 ただしシロップ(糖液)ごと加圧すると色が変わります。右が圧力鍋不使用。シロップが赤っぽいですが、左の圧力鍋使用はシロップが茶色です。
味も少し変わる気がします。
圧力鍋の方はカラメルっぽい味。
水のみで加圧し、あとから砂糖で煮る方がよいかも。

 


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さて、今年は何個作ったかというと・・・・。
(呆れられそうで)恥ずかしいので内緒ってことにしようかな・・・。 (知りたい?)


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追記:
「知りた~い」という嬉しいコメントを頂いたので、載せてみますね。
どうか呆れないでね。


瓶詰めした記録はこんな感じ。空白の日は、皮むきか渋皮こすりか渋抜きか、他の何らかの作業をしていたはずです。
成果品はもう一鍋分あったけれど、鍋まるごと焦がしました。
思い出すとがっくりするので、忘れることにしよう・・・。

9/23(祝) 栗拾い開始
9/24(水)  
9/25(木)  
9/26(金)  
9/27(土)  
9/28(日) ①10個(バニラ棒・ブランデー)
②7個(バニラ棒)
③7個(バニラ棒・ブランデー)
9/29(月)  
9/30(火) 8個(バニラ棒・ブランデー)
10/1(水)  
10/2(木) ①6個(バニラ棒・ブランデー)
②5個(バニラ棒)(渋い)
10/3(金)  
10/4(土) ①6個(バニラ棒)
②2個(バニラ棒)
10/5(日) 9個(バニラ棒・ブランデー)
10/6(月) 10個(バニラ棒・ブランデー)
10/7(火)  
10/8(水) ①7個(バニラ棒)
②4個(バニラ棒・ブランデー)
10/9(木) この日最後の栗拾い
10/10(金)  
10/11(土) 8個(バニラ棒・ブランデー)(圧力鍋使用)
10/12(日) ①9個(ブランデー)(圧力鍋使用)
②9個(バニラ棒・ブランデー)(圧力鍋使用)
合計 107個

 

2008/10/13
できたもの、ずらり。


以前脱気殺菌に失敗してシロップが濁ってしまったことがあるので、しばらくこうやって観察して、大丈夫そうなら冷蔵庫に。
あ、こんなに冷蔵庫に入るわけないか・・・。


●関連記事
2006栗渋皮煮 このときは49個作ったのでした。
栗渋皮煮作業覚書(作り方)
栗の皮のむき方(栗剥きバサミ使用)
2007栗渋皮煮30個作成。
2008栗渋皮煮(この記事) 初めて圧力鍋を使ってみました。107個作成。
2011栗渋皮煮 大粒栗が拾えたのでそれで作成。栗の粒が大きいと瓶とシロップが大量に必要。
栗渋皮煮Q&A  渋皮煮作りのコツ(失敗と対策)をQ&A形式でまとめてみました

コメント (12)
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