お客様が来られる予定があり、先日のロールケーキの成功の余韻があるうちに再度挑戦してみることにしました。
作成の日は丁度ダンナサマが1週間の出張から帰って来る日。
卵を割ってしまった状態だったけれど駅までは迎えに行きました。
お出迎えの開口一番、「今日はちょっと忙しいから。ご飯は大好物のお寿司とお刺身だよ」と(スーパーで買ってきた)。
ダンナサマひとりで食べていてもらい、私はお菓子作り真剣勝負!
(後から聞いたら、久々に帰ってきたのに粗末な扱いだ、とすねていたみたい。でもあんまり静かにすねているので気づきませんでした)(そういえば、前回出張から帰って来た日は二人で私の実家に行ったのですが、その時のダンナサマは母が折角用意してくれた夕食をほとんど食べなかったのです。だから今回も何も用意しないくらいのつもりでした。お寿司とお刺身があっただけで十分だわよ。ぷん)
前回のはビギナーズラックなんて言わせないわ。絶対成功させるわよ。
今回のポイント
・前回同様卵白と卵黄別立て生地だが、ココア入りに挑戦。
・生クリームは200ccパックを購入。
・栗ペーストに4分割カットした山栗の渋皮煮(2008年作)を混ぜ込み、小さいビニールに入れて絞り出す。
・型紙に触れていなかった面を表面にしてみる。
今回も概ね成功~。
前回よりクリームたっぷりで、ケーキ生地とクリームのバランスがよかったです。また、渋皮煮も入れたことで、ほくっとした固い食感があり、ふんわりしたスポンジ、柔らかい生クリーム、ネットリした栗ペーストの柔らかいもの3つとのコントラストが出来てよかったです。
今後の課題は、これの1/3~半量サイズで作ることだな。25cm各の天板1枚分作ると、食べ終わるのが結構大変・・・。
栗ペーストの配置場所についても練習が必要。今回、2本のペーストの位置が断面の右側に寄ってしまった。分散させるには、絞り出す位置をもっと離す必要があるようだ。
ダンナサマに、前回のプレーン生地と今回のココア生地どっちが好き?と聞いたら、プレーンだそうです。
チョコマニアの私にはとっても意外な意見!
ココアと栗もあうけれど、プレーンの方が栗の繊細な味が生きるのでは、だそうです。みなさんはどちらが好きですか?
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栗ペーストでもうひとつ。
玄人はだしのパンを焼かれるお友達のサクマさんに栗ペーストを少々プレゼントしました。そうしたら、美味しい栗パンを作って送って下さいました(プレゼントになってないじゃん!加工貿易とか、稚魚の放流、と呼ぶべきだわ。サクマさん何倍も素敵なものを下さってありがとうございます!)。
具は、栗ペースト(成分は栗、砂糖、水、バニラ棒)250グラムにバター50g、ラム酒大さじ1を混ぜよく練ってあります。そして120g分のペーストを粉200g分(生地で380g)のパン生地で包んでクープを入れてあります。
まくらのような大きくて立派なパンだったのですが、感動のあまりがっついてしまい、ホールの写真は撮りそびれました・・・。
デパ地下だったら、千円札が何枚も消えそうな、ゴージャスなパンだったのです。栗ペーストも沢山入って、ずっしりしていました。
カット後の写真をご紹介しますね。
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とっても綺麗な焼き色! |
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断面はこんな感じ。ふんわり、上手に膨らんでいます。 |
どうもパン作りは苦手分野です。
でもこんな美味しいパンを頂いてしまうと、やっぱり自分でも作ってみたくなります。
(こんな高級難度パンは無理ですけれど)
サクマさん本当にありがとうございました!