10/18、お友達ご夫妻と一緒にサツマイモ掘りをしたのですが、ついで里芋も掘って、更に試しにヤマイモも掘ってみようということになりました。
畑の通路に何時からだか知らないけれど生えているのです。
どうせ何の手入れもしていないし、ということで大した期待もせずにいましたが、ふと見たらわらびさんがさっさか1mもの深さの穴を掘っているところでした。
せいぜい、スコップ2掘りくらいでしょぼいのが出てくるだけかと思ったのに!
1m掘ってもまだまだ先っぽが出てくる気配はありません。
え~。こんなに深いなんて!
予想外の重労働になってしまいましたが、わらびさんが汗だくになって更に掘り返します。
ゴボウだったら、先端は細くなっているし諦めもつくけれど、ヤマイモは先端が一番美味しいところです。諦めるわけにはいきません。
ヤマイモは、芋を掘削面に貼り付けるようにしながら、芋の脇180度の範囲を掘り進むのがコツだそうです。
芋の周囲360度を掘ってしまうと、細くて折れやすい芋はすぐに折れてしまうのだそうです。
しかしここの山芋は何年も同じところで育っていたようで、1箇所から数本のヤマイモが伸びています。複雑な形状のため、壁面にはりつけるように掘る訳にもいかず、ところどころで折れてしまいました。
それでもなんとか先端まで掘り当てました!(わらびさんが)
1.5mくらいは掘ったでしょうか。
私もダンナサマも、鮮やかな掘削にほよ~と見とれるばかりでした。
全く期待していなかっただけに、こんなに大収穫で感激でした。
自分で植えたサツマイモを掘るのとは、なんだか嬉しさが違います。
採集心がうずきます。
まだ他にも山芋が生えているところがあります。
地上部が枯れても分かるようにマークしておいて、冬のエクササイズ代わりにほっくり返してみるかな・・・。
畑仕事よりワクワクするかも。
深く掘るという大変さはゴボウと似ているけれど、どのくらいのものが出てくるか分からないだけに、山芋の方が博打のようで、より楽しい気がします。
ゴボウは、どうせ買っても200円くらいだし、という気持ちが労働を辛くさせます。それにあのときは一人で掘ったから孤独でした。
ヤマイモは、ゴボウよりはだいぶ価値が高い気がするので、寂しくないかも。ほら、欲と二人連れ、って言うではありませんか。