チョコがけ用にピールを刻む際は、ボート型や平行四辺形の大きめに煮た皮を、なるべく棒状になるように切ります。
真っ直ぐにならないはじっこ部分や、チョコがけしきれなかった余りは、微塵切りにしてフルーツケーキ用に漬け込みます。
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という訳で余ったピールはこちら。 刻んで並べてみました。 (この後別の種類を追加したので、これで全部ではない)
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レーズンは洗ってペーパーの上にひろげ、ヒネた粒や枝などを選別します。 (結構あります)
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キラキラして宝石箱のよう・・・・。 毎年うっとりしてます。
ここから一部ベルベデーレ用に取り分けて(後述)、残りをブランデーに漬け込みます。
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毎年適当なのですが、今回は割とレーズン多めの配合になりました。 瓶に詰めてブランデーを注いでおけば出来上がり。
なのですがブランデーが足りません。 今度買ってこなくては。
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そして、ベルベデーレ用にも、別に漬け込みます。
ベルベデーレというのはパン屋さん”ルヴァン”によるずっしりしたフルーツケーキ。
大量のドライフルーツとナッツを、バターと小麦粉、水で出来た少量の生地でつなぐもの。
混ぜる際は、具が余りに多いため、白和えみたいな感じなのだとか。
年末に頂いたポメマルさんのベルベデーレが母に大好評で、こういうの作ってね、とのリクエストがあったのです。
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レシピによるとプルーンが結構沢山必要です。 買ったものは種付きだったので、半割にして種をとります。 (生のプルーンはパカッととれるので楽かと期待していたら、結構大変だった・・。失敗) 更に、随分柔らかめだったため天日干し。 お酒に漬け込むので、ある程度しっかりしていた方がいいので。 種をとって干したら、えらく目減りしました。 これの2倍買えばよかったかも。
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フルーツケーキ用のドライフルーツミックスからとりわけておいたものを、レーズンとカウントし、混ぜます。 本家のベルベデーレに使うフルーツはプルーン、干しいちじく、カランツの3種のみ。でも家にあるものをなるべく使いたいので、チェドロピール(お友達作)、梅酒の梅ドライ、干し柿なども、適当に入れてしまいました・・・。
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漬け込みは、芋焼酎でするのがルヴァン流。 似たレシピでアルザス地方のベラベッカというものもあり、それは(主にドライ洋梨を)キルシュヴァッサーで漬け込みます。 キルシュの方が我が家にある芋焼酎よりアルコール度数が高いため(保存上安心だし)、キルシュで漬け込もうと思っていたのですが、店頭にあったのがこんな小瓶。 仕方ないのでキルシュ(度数40%)と芋焼酎「三岳」(度数25%)を混ぜました。 どちらもあまりクセのないお酒なので、混ぜても大丈夫そうです。
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