採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

干し芋2014:作業ほぼ終了

2015-02-04 | +干し柿・干し芋・栗

1月最終週(26日頃だったかな)、ようやくサツマイモがほぼ全て片付きました。
大半は干し芋にし、一部は焼き芋にもしました。
あと数本シルクスイートが残っていますが、天ぷらにでもする予定。

今年は収穫が少なかったので干し芋作業もさっさと終わる予定が、「春が来る前にがんばらなきゃ!」という気合いがいまひとつ入らず、だらだらと長引きました。
 

干し芋

2月1日はいい天気に晴れたので、干しあがって缶にしまってあったものも天日干し。
一旦カチカチにほしあがったように見えても、しばらくしまっておくと水分が均一化してじっとり柔らかくなります。
なのでこうやって干して表面を乾かしてから冷凍します。

干し芋

手前のものは、干し芋を作る際に剥いた表層部分を裏漉したもの。
粘つかなくなる程度まで干してから、やはり一旦冷凍。
後日これでかんころ餅を作ります。

干し芋

焼き芋もいくつか作ってみました。
この程度の大きさに切ってからオーブンで焼きます。
 

干し芋

でもって1個ずつラップにくるみ、冷凍。
半解凍で食べるとアイスクリームみたいです。 

干し芋

今年のサツマイモは、こういった病気?の発生が多かったです。
思い当たることといえば、今年の秋、キュアリング用のホットカーペットを買い換えたこと(前のが壊れた)。 
サイズがやや小さくなり、性能が落ちた気がしていました。
キュアリングもどきを毎年自己流でやっているのですが、カーペットが変わったので温度がちゃんと上がっていなかったのではないかと思います。 

干し芋

1畳のホットカーペット、最寄りのホームセンターにあった一番安いものを適当に買ったのだけれど、ネットで捜して、ちゃんとした日本製を買えばよかったかなあ・・。
畑の状態もあるのかもしれませんが。
来年はキュアリングをもうちょっと丁寧にやってみようかと思います。


■干し芋2014まとめ
・サツマイモの傷みが多かった。来年はキュアリング(加温)を丁寧にやってみる。
・50度洗い(漬け)は必ずしている。温度は、50度よりやや高く、60度ちょいがいいかも。70度だと高すぎて煮えてしまう。
・シルクスイートは、1月までおくととても柔らかく(水っぽく)、干し芋にはいいが、焼き芋で食べるならばもう少しホクホクしている方がいい。
 収穫後すぐに、干し芋には向かない大きい芋で焼き芋を作ってしまって冷凍しておくとよさそう。 
・今年のひめあやかはなんだか様子が変だった。
濃い黄色の割とホクホクしたお芋、というはずが、薄い黄色でゴリゴリとして、大根又はヤーコンのような変な感じ。  
環境がよくなかったのか、苗が問題か・・?
・ シルクスイートは、結局大きめの芋も、(蒸かすのではなく)焼き芋を干し芋にした。
 とても柔らかいので、焼くと多少水分が抜けて締まるので扱いやすくてよかった。スジもほとんどないし。
・シルクスイートはヤラピン(サツマイモのアク成分)が少なめかもしれない。
 (焼き芋の皮を食べるとちょっと気分が悪くなるのだけれど、シルクスイートは大丈夫ぽい)
・あいこまちとクイックスイートは、結局作業の際に混ざってしまってどんな味かよく分からなく・・・。
 加工する際は、せめて2種類にした方がいい。(安納芋と○○など皮の色が違うものを組み合わせる) 
・1月中に加工が終了したのはよかった。春が近づくと風が強くなったりほこりっぽくなったりするので。 


■参考情報
◎干し芋2014年度
予想外にサツマイモが貧作。さっさと終わるはずが逆に気合いが入りません。
12月中旬から作業開始 初めのうちは小さな芋から、焼き芋にして干します。
ネットを張っているのにヒヨドリが!
1月最終週に蒸かし作業終了 

◎干し芋2013年度
50度洗いが定番に この年はサツマイモが大収穫で、やってもやっても終わらない感じでした。
50度洗いをしてから焼いたり蒸かしたりするのが定番になりました
保存は真空パックで この年から真空パック機導入。
ただし干し芋の場合はきっちり脱気するのではなく、多少空気を残し、ふんわりさせておいた方がいいかもしれません。
その方が表面に粉が吹いてきます。
副産物の芋ペーストでこっぱ餅 長年、干し芋の副産物の芋ペーストの消費に困っていましたが、ふとひらめいて、ペーストを干してみることに。これを使っていい具合にかんころ餅が作れました。

◎干し芋2012年度
12月中旬に干し芋製作開始 蒸かし芋の他、焼き芋も干しました。
皮が綺麗に剥ける焼き芋づくりのコツ  ごく薄く油をまぶし、天板に新聞紙を敷いて低温で焼くと、ツルンと皮が剥けます。
(焼き芋の場合は、スジの層まで上手に剥くのは結構難しいです)
50度洗いの実験 50度洗いをすると、蒸かしている間の匂いも違います。
 
干し芋2011年度
吟・干し芋の作り方もこちらに。

干し芋2010年度
どこまで厚く剥くか
分厚く剥くやり方について、写真入りで解説してあります。
干し芋の副産物
厚く取り除いた部分は、結構な量になります。
これを捨ててしまうのは勿体ないため、裏漉ししてサツマイモペーストにし、スイートポテトを作ったりします。

干し芋2009年度
剥き方の試行錯誤
この年から自分で育てたサツマイモで干し芋を作り始めました。
自家製お芋はややスジっぽい傾向があり、厚く剥くとよさそうだ、と思いつきました。
カラフルなお芋
初めてのMy菜園なので気合いを入れて、色とりどりのサツマイモを育て、カラフルな干し芋を作りました。
ポメマルさんにも生のお芋を差し上げたら干し芋を作ってみて下さいました。記事はこちら

干し芋2008年度 
この頃は畑をやっていなかったため、サツマイモは買っていました。
安納芋の小粒芋10キロ買いましたが、干すとザル一枚におさまります。

干し芋2006年度 
作り方について詳しく書いてあります。 

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする