昨日の記事に引き続き、今日も生肉画像が出てきます。
苦手な方はご注意下さい。すみません。
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Duckbillさん、わらびさんご指導のもと、昨年仕込んだ生ハムは何とかそれらしく出来上がりました。
途中心配だった変な臭い(豚の雄臭?)も、さほど気にならなくなり、食べられそうです。
(場合によってはダンナサマに内緒で闇に葬ろうかとも思っていました)
他の方(ポメマルさん)は、2年熟成を目指すとのことですが、我が家は待ちきれずに試食開始。
今から食べ始めてしまうと、来年きっと寂しいことに・・?
という訳で、この冬も、もう1本仕込むことにしました。
年の瀬も押し迫った12/28、わらびさんのお宅におじゃまして、またも生ハム仕込み会です。
(わらびさん、いつもお世話になりありがとうございます!)
今年のお肉は10.5kg。
塩は肉の5.5%で577g。
硝酸カリウムは肉の0.5%で5.2g。
手順は次の通り。
・もも肉についている仙骨を切り落とす。
(自分の体にたとえると、下腹部でカットしてそれを左右に切り分けると背骨~尾てい骨が左右に分かれますが、そのあたりの背骨末端部のこと)
・肉を末端から断面に向かってもみ上げるようにし、血管内に残っている血液をなるべく絞り出し、キッチンペーパーで拭き取る。
血液は腐敗のもとなので。ただし、屠畜直後でないと、そうそう絞り出せるものではないです。
・食品用アルコールを噴霧し、拭き取る。(今回この行程はほとんどの人が失念)
・duckbil師匠のその後の研究により、もも肉の断面に見えている血管は5本(でしたよね?)。
ということなので、それを探し当て、血管内に飽和食塩水を注入。
この後、ひもをかけて吊し、表面の水分を拭き、アルコールをたっぷりスプレーしておきました。
干す場所は、最初から北側の室内。
昨年は最初の数日は屋外に干して乾燥を促進させましたが、今年は洋服ハンガーが実家に行ってしまって、ないのです。
一応、速やかに表面は乾いたはず。
麹菌は、いまのところぽつり、ぽつり、程度です。
(他の方はけっこうびっしりついているみたいです。うちは麹じゃなくて別のダメ菌が多いのかも)
■■自家製生ハム(1本目)
2014/01/18 塩漬け
2014/01/24 冷蔵庫に移動
2014/02/03 21:00~ 2014/02/04 20:45 塩抜き
2014/02/04 21:00~ 吊して乾燥
2014/04 引き続き乾燥中。脂が滴っている模様
2014/06/07 パテ塗り 白樺山荘のセラーにて保管
2014/08/16 山荘にてカビ洗い落とし
2014/10/18 自宅にてカビ洗い落とし
2014/12/28 duckbillさんによるチェック
2015/01/09 ハモネロカスタマイズ
■■自家製生ハム(2本目)
2014/12/28 塩漬け (20日間)
2015/01/17 11:45~ 2014/01/18 12:45頃 (約25時間) 塩抜き