巻き柿、例年は年末に干し柿の状態で実家に持って行き、手がすいた時に(紅白を見ながらとか)種をとり、年があけてから母に手伝ってもらって巻く、という感じでした。
でも今年は妙に忙しく、結局年始の間には種取りすら終わらず。
(柿の量は大したことはなかったのに)
持って行った巻き柿グッズはまた全て持ち帰り、自分の家でひとりで作業しました。
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これは鶴の子柿。 細長い種がけっこう沢山入っています。
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こちらはお友達のお庭で摘ませて頂いた甘柿(おそらく次郎柿)。渋柿に比べて吊し柿としては乾かし難い柿ですが、乾いてみると真っ白に粉が吹いて綺麗です。 あと、果肉の色も、黒ずみにくく、オレンジ色が残っています。
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ただ、種が大量に! しかも種の形が丸っこいため、すぽっ、とは抜きにくく、種取りにとても手間がかかりました。
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ひとり寂しく巻き作業。 鶴の子と次郎柿を組み合わせてこんな風に並べてみました。 今年は私が巻いたので、柚子の芯が真ん中にきているかどうか不明です。
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いつもは巻き担当の母の横で私が見ていて、「もっと小さく」とチェックを入れるのです(小さめのものが沢山あった方が、お裾分けなどに便利なので)。 巻き係はさっさと片付けたいので、つい沢山並べて一気にどーんと大きく作りがちですが、それにストップをかけるという訳です。 で、今年は私自身が巻き係。 誰も監督してなかったので、全体に大きめになってしまいました・・・。 巻き上げ用には極太の紐が買ってありました。 紐が太いと巻くのは早いです。結構沢山ありましたが、一晩の作業で紐巻きは終わりました。
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後からまた柿が発見され、小さいものも巻きました。 小さい場合はヒモは細めの方がつりあいがとれていいかもしれません。
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巻き柿は切るとバラの花みたいな断面になります。 これは以前作ったもの(母が巻いたもの)。 今年は私が巻いたので、柚子がちゃんと真ん中に来ているかどうかは自信ありません。
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■■巻き柿2015メモ
・柿がやや柔らかかったか。
缶にしまった後、折をみてもう一度干しておいた方がいいかも。
切り開いたところが丁度ネバネバくっつくくらいの柔らかさで、そこにブランデーを沢山しみこませるのが理想かな、と思うのだけれど。
・ゆずピールは時間が経ってしまったので煮直した。お正月に出来ない場合は一旦冷凍した方が安心かも。
・大きいサイズのものが多くなってしまった。もう少し小さめに。
・かなり柔らかいまま巻いたのだが、この後徐々に乾燥するだろうか?
やわやわすぎて切りにくいかも。ちょっと心配。