数年前、イタリアのアブルッツォ州スルモナのニンニクをお友達に頂きました。
とても粒数が多いタイプ(20片くらい)。
それから毎年コツコツ植えてふやしてきました。
調子が悪くて「絶滅しちゃうかも」、と危惧された年もありましたが、今年は比較的よく育ちました。
今年はこの品種だけ、終盤になってさび病が出てきましたが、なんとかセーフでした。
このニンニクは、福地などと比べて、鱗片を包む薄皮が薄めな気がします。
皮が剥きにくいともいえるけれど、ガーリックプレスで潰してしまうには、むしろこちらが便利かも?
日本では珍しいタイプのニンニクだと思うけれど、鱗片数が多いタイプは、好まれない可能性もあります。
■参考情報
Aglio Rosso di Sulmona の画像検索
この品種とは違うもの(鱗片数が少ないタイプ)が多くヒットするようです。
(むしろ、我が家で「シチリア・ヌビアのニンニク」と認識しているものに似ている)
「スルモナ赤ニンニク」というのは品種名ではなくてブランド名のようなものなので、産地全体として、売れ行きのよい(育てやすい)ものに品種転換しちゃってるのかも・・?