ニンニク収穫に追われていましたが、5月下旬は、本当は桑の実の季節。
(畑をやっていないときは、気楽な採集暮らしだったなー。はー。)
ニンニクも少し落ち着いたので行ってみました。
見上げても病気の実ばっかりで、これでは、摘んでいて楽しくないです。
昔は、ぴかぴかの桑の実に囲まれて、嬉しくてぽーっとのぼせてしまうくらいだったのに。
翌日、ここの場所をみつける前に摘みに行っていた河川敷まで、久々に遠征してみることにしました。
車で45分くらい。
(すごく遠かったような気がしていたけれど、それほどでもなかった)
何しろ広い河川敷、どこに桑の木があったんだったっけ・・・。
クワ実菌核病については前も調べてみましたが、また検索すると、前にはなかった資料が。
「クワ病害診断の手引き」(桑病診断技術研究会,2007)(PDF)
から抜粋してみます。
地中で越冬した菌核が第一次発生源になるので、3~4月、地表面に石灰窒素または石灰を散布する。落下した病果(菌核)は早めに除去する。
一度蔓延すると、毎年感染を繰り返す常発桑園となり、荒れてしまう。
普通桑園では、実をつけるような栽培は避ける。すなわち、2年枝以上の枝を減らし、立通し栽培をやめ、毎年春切する。
実取り用のクワ栽培では、病果をできるだけ除去する。無数の病果が土壌に落下した場合は、病果を表土とともに削り取り、10cm以上の深さに埋める。本病に対する農薬は登録されていない。
だそうです。(太字は引用者)
病気クワスポットは、もうダメかもな・・・。
来シーズンは、5月下旬頃、河川敷の方に行こう。
昔は狂ったように摘んで、ジャムを作っていましたが、今は多少ブレーキが効くようになってます。
摘む楽しさを味わえればいいのです。
桑ジャムの加工は次のようにやっています。
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よく洗って、キッチンペーパーを敷いた大きなザルに広げます。 |
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しばらく待って乾いてきたら、糸切バサミで軸を切ります。 |
軸を切った桑は、お砂糖を適量ふりかけ、その日のうちに一煮立ちさせてしまいます。
冷蔵するだけだと、自然に発酵気味になったりカビが来ることがあるのですが、煮立たせておけば大丈夫。
桑摘みをした日にはジャム瓶詰までは(疲れて)出来ないので、煮ておいて、後日瓶詰加工をしています。ブラックベリーやブルーベリーを混ぜて、酸味のあるジャムにするのが好みです。