採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ニンニク2017:収穫中 ~なんか勘違いして・・・(スペイン)

2017-06-09 | +ニンニク

2013年秋から、スペインのにんにく(アホ・モラード)を植えています
これが、昨年は驚くほどの不作。
暖冬だったせいだと思うのですが、玉が全然太らず、大半がチューリップの球根のような縦長の丸っこい形状でした。
よし、冬の寒さを人工的に足してやる!、と、「山形」などと同様、種ニンニクを冷蔵庫に入れてしまったのでした。
それも全量。

でも、よくよく考えたら、昨シーズンは特別不作でしたが、それ以外の年は、まあまあの出来でした。
普通程度の冬の気候ならば、寒さが足りないということはなかったのです。

で、今回の冬は、しっかり寒い日が続きました。


冷蔵しないでもいい種を冷蔵してしまって、どうなったかというと・・
 

スペインにんにく

二次成長、しまくり。
もともと二次成長しやすい傾向がありましたが、今年はほぼ全部が二次成長。こんなことは初めてなので、多分冷蔵の影響だと思うのです。
畑の、ここのエリアからは目をそむけたくなる惨状でした。

でも、玉の方は、わりといい型のもあります。

スペインにんにく

スペインニンニクは、根っこを切ると、ドーナツ状に根っこのぽつぽつが残るのが特徴です。

スペインにんにく

このあたりは割とちゃんとしたニンニクになっています。

スペインにんにく

最後まで葉っぱが青かったものの方に、むしろダメなのが多かったです。
大きな粒が2つしかついていないニンニクがありました。
こんな風に2段にふくらみがあるものも。スペインの品種でこういうのは珍しい!

スペインにんにく

剥いてみると、一番下にはニンニクは一切みあたらず、太い軸が伸びたその上に、茎をぐるりと取り巻くようにニンニク(珠芽?)が・・・。
こんなの初めてみました。

なんか、苦労したみたい。冷蔵しちゃってごめん。


来シーズンは、冷蔵はやめようと思います。
「山形」は、毎年不作が続いていて、冷蔵したことで事態が改善しましたが、スペインは、昨年を除けば、例年はまあまあ。
なので極端な異常気象でない限り、普通に植えれば、ほどほどの出来になるはずです。

今シーズンは10/7に植え付けていましたが、ちょっと早いのかなあ。
・10月上~中旬
・10月下旬
・11月初旬(遅すぎるかもしれないので少しだけ)
と、植える時期を遅らせてみようかと思います。
(二次成長が減るか、健康に育つか、に着目)



コメント
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