畑の、お隣の方が今年はシシトウの苗を沢山植えていらっしゃいました。
(職場の関係で苗が沢山手に入るのだそうです)
いつでも収穫して下さい、と嬉しいお言葉。
シシトウの段階で時々頂き、その後自分の畑のピーマンなどもあってしばらく見ないでいたら、赤く熟したシシトウが沢山ついていました。
赤いシシトウって、・・・・パプリカみたいな感じかな?
干して粉にしたら、辛い個体の混ざり具合次第だけれど、少し辛いパプリカパウダー、もしくは辛さ控えめの唐辛子粉になるのではないかしら。
という訳で、ほどよい感じのものを摘ませて頂きました。
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見ているだけで嬉しくなるような、ぴかぴかのシシトウ。 このあと粉にするので、丁寧に水洗いして、窪み部分の蜘蛛の巣なども綺麗にしてあります。 この写真が9月13日。 唐辛子などと比べると肉厚のせいか、あと真夏よりは日射も足りなかったのか、1週間経ってもほとんど変化がありませんでした。 途中傷んだものなども取り除きつつ、気長に干し続けていきます。
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9月26日でようやくこんな感じ。 触るとまだしなやか感があるので、もう少し干してみます。
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触るとまだパキパキではないものの、天気も崩れそうなのでとり込むことにしました。 こんな感じでビニール袋に入れて口をあけた状態で冷蔵庫(2号)へ。 冷蔵庫内で仕上げ乾燥します。
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10月12日、冷蔵庫のスペースをあけたいので、とってもかさばるこのヒトを片付けることにしました。
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半分にカットし、ヘタと種を除去。 このとき、状態をチェックし、カビなどいたみがあるものは除去。 時々、とっても辛い刺激的な空気がたちのぼります。 どのくらいの割合で辛い個体が混ざっているか、気になります。最終的に、パプリカパウダーに近いものになるか、唐辛子粉に近いものになるか・・。
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全部作業するとこんな感じ。 (タネが沢山とれましたが、来年自分で蒔いてみる気にはあまりなれず、捨ててしまいました・・・)
粉末化するにはもう少し乾かしたい気もします。 なので、オーブンを160度にあたため、スイッチを切った余熱状態のところに投入。 冷めるまでおいてみました。 これで結構パリパリになり、ミルで粉砕。
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写真が飛びますが、この天板にびっしりあったシシトウが、ミルに詰めては粉砕、更に詰めては粉砕、を繰り返し、これだけの量におさまりました。
粉末が鼻孔に入ると危険な刺激を感じますが、舐めてみるとそれほどでもないです。 トマト煮に大さじ2杯ほど入れると、赤色が濃くなって、味もコクが出るような気がしました。辛さはほとんどなし。
手持ちの市販パプリカパウダーと比べてみました。
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上がパプリカ、下が赤シシトウ。 まず、粉末のサイズが全然違います。 さすが市販品、パプリカパウダーはとっても細かい粉末です。 (この細かさの違いが味の印象にも影響している可能性があります)
舐め比べてみると、やはりちょっと違う風味。 市販のパプリカパウダーは、最初甘く、後から、辛さを抜いた一味唐辛子のような、なんともいえない濃い風味が結構ずっと続く感じ。細かな粉が、舌にしっかり絡み付いているのかもしれません。
My赤シシトウ粉は、フレーク状。 舐めてみると、ほんのり甘く、後からくる味はあまりなく(カケラがすぐに消え去ってしまうのかな)、その代わり辛さがほんのり後から。
味は多少違いますが、つかいみちは、ほぼ同じになる予定です。
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使い道
・トマト煮に混ぜる
・ケバブスパイスに使う
・カレーに入れる
・サルサソースに入れる
パプリカパウダー(モドキ)の自給、成功です。
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来週は、ちょっとお出かけするため、更新お休みです。
南の方の島に行ってきます。
時差が逆向きなのが、つらそう・・。
トロピカルフルーツツアーに参加する予定なのですが、朝、遅れずに集合場所に行けるでしょうか。
あとは、スーパーマーケットを見たりする予定。
ビーチは、私は別にいいけど、ダンナサマは行ってみたいのかな。