(1)からの続き
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さて、こんな感じの球体を作るため、試作していきます。
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投影したかたちは、正12角形のようですよね。 ボール状の上に、にょっきり縦軸が伸びています。
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という訳で、直径50cmで作ることにして、正12角形をつくってみました。 (確か糸をコンパス替わりに使って、直径50cmの円を描いたような気がします)
計算から得られた通り、幅3.3cmの屏風畳みを作成。 更に斜め線をつくって、折り返していきます。
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自分の計算があっている自信は勿論なく、サンプルを、12角形モデルにあわせながらの進行。
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ふむふむ、なんとなくそれっぽくなってきたような。
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ぴらりん。 菱形になってます。こんな感じで、球体になりそうですよね。
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上に軸を延ばすのは、頭の中で考えてもさっぱり分かりませんでしたが、実際折ってみた結果、こんな感じでいけそうです。
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折り線はこんな感じ。複雑・・。 この折り線を見ても、どう組みあがるかは想像つきません。
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縦軸の上端部は、本物は、なだらかな傾斜で広がっていますが、今回は紙の長さの都合上、もうちょっと短くしたいです。 なのでこんな風に、短く90°くらいに折り曲げる方式にしてみます。
サンプルが概ねできた段階で、念のためもう一度、本物を見に行ってみました。 あと、動画も見て復習。
おりょ。気になる点がひとつ。
サンプルでは、頂点になるところは、各辺が一点で交差して、こんな風に↓、尖るようにつくりました。 |
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でも、実物は、この頂点は、点になっていなくて、数ミリ離れているようです。 うーむ。 点にするよりも堅牢なのだろうか。 本物がそうしているなら、やっぱそうした方がいいのかな・・・。
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という訳で、頂点が点にならないように、4ミリほど間をあけることにしました。 作業用のえんぴつ線を2本ひくことになります。 本当は、この設計で再度試作した方がいいのですが、うー、ちょっと面倒かなあー。 見切りで本番、いっちゃおうかな。
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完成作品を見せていただくのが楽しみです!!
反応がない感じで、あんまり面白くなかったかなあ、と思いましたが、taekoさんからコメント頂けて嬉しいです。
平面が立体になっていくのって、とっても面白いです。実用品なのでなおさら嬉しい気分です☆
久しぶりの「これを自分でやるのか!?」系の投稿で、その度合も、家のリフォーム等よりも遥かに上を行っている印象で、ただ圧倒されていました。オリジナルも手作業で作られていることを知り、驚きました。
「これを自分でやるのか系」(笑)
面白がって頂けたようで嬉しいです☆
(その系統でもっといろいろ書けたらいいなあ)
オリジナルは、機械でちゃんとした折り線をつけてあるとはいえやはり折るには熟練が必要のようです。私が手間取るのも当然ですね。
カタログで見たところ、買うと直径46cmで56000円もするようで、ダンナサマに「エッヘン」とアピールしています。