台南には、奇美博物館という、私立の博物館があります。
奇美財団?という、化学工業系の大企業のオーナーの、プライベートコレクションに基づいたもの。
動物・鳥の剥製、西洋絵画・彫刻(ロダンほか)、楽器、バイオリン(ストラディバリウスが何台も!)、武器という幅広さ。
今回の旅行で、訪れる機会がありました。
私は2度目、ダンナサマは初めて。
私は前に一度行ったので知っているのですが、とにかく広くて見るものが沢山。
(そして椅子が少ない)
どれを丁寧に見て、どれは流す、と予め決めておくのがいいです。
アートの中で、私があまり好きでないのは彫刻。
ナポリの博物館にも、何百もの発掘された彫像があって、体力を消耗しました。
西洋人って、人体が好きよね?(ザツな感想)
ギリシャ神話のキャラは一通り知っているつもりですが、それでも、1キャラにつき1像くらいでおなかいっぱい・・・。人体って、そんなに興味ないかも・・・・。
(それに比べ、西洋美術って花鳥風月はあんまり力入っていないですよね・・・静物画というジャンルはあるけれど・・・)
時間と体力を節約するため、今回は彫刻コーナーはぴゅーっと通り過ぎたのですが、
ふと目に留まったものが。
人体(裸体)彫刻の良さはまだよく分かりませんが、素材感、質感の表現はちょっと興味深いと思うようになりました。
自分なりのとっかかりが出来るというのはいいですね。
初訪問のダンナサマは、一点一点、ほぼ手抜きなしでじっくり鑑賞。
久々の文化的な活動、楽しかったようです。
10時半から5時まで、びっちり見学しました。
(めちゃつかれた・・・)
最近、山田五郎氏のYouTube動画を見ているのですが、西洋絵画コーナーは、知っている画家も出てきたりしてとっても助けになりました。
あと、撮影禁止マークがほぼ見当たらなかったです。
動画や写真は基本的にOKのような気がします。太っ腹な美術館です。
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