そろそろ、昨シーズン作ったピクルスが残り少なくなってくる頃でしょうか。
(かなり無理のある枕ですが、スルーして・・)
ピクルスが終わりに近づくとき、悩むのが漬け汁。
私のピクルスは、保存のためあまり薄めないため残り汁でもかなり酸っぱいです。
いいお酢って結構高価な調味料ですし、たっぷり残っていたりすると、捨ててしまうのは勿体ないですよね。
スパイスなどの味付けもしてあるし。
そんな時おすすめなのが、刻みタマネギマリネ。
家庭菜園をしている知人からタマネギは酢に漬けておくといいわよ、と教わりました(ハツエさ~ん、お元気ですか~)。
で、けちな私はお酢のかわりにピクルスの酢を再利用。
畑でタマネギが沢山採れた昨年は、何度も作りました。
作り方という程のものはなくて、刻んだタマネギをピクルスの漬け液に漬けておくだけです。
一旦なくなったら、もう1回くらい漬け直すことが出来ます。
2回漬けると漬け液はタマネギからの水分で薄まってしまうので、処分しても勿体なくないです。
もしあれば、切り干し大根を入れるのが、すごくおすすめです。
コリコリした歯応えがあり、また切り干し大根は水分を吸うので、ピクルス液をかなり使い切ることが出来ます。
このタマネギマリネが出来ていると、トマトサラダが一瞬で出来上がります。
去年は、夏が暑く、いまひとつ食欲(じゃなかった料理する気力)がなかったため、すごく役に立ちました。
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タマネギを刻んで晒し、ピクルスの具も刻んで混ぜます。 |
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大きな瓶に入れて、漬け汁を注いで1日くらいおいたら出来上がり。 |
■■刻みタマネギマリネ
■材料
ピクルスの漬け汁、あとちょっと残った具
タマネギ
切り干し大根(あれば。私はいかんて大根をこれですっかり消費しました)
■作り方
(1)タマネギは刻んで、辛いようならば水にさらし、水気を切る。
(2)ピクルスの具を取り出し、刻む。
(3)割干し大根は、ざっとゆすいで小さな小口切り。少量の水をふりかけて少し戻す。
(3)ピクルスの漬け汁を漉して、スパイスなどを取り除く。
濁っていて気になるようならば一旦煮立たせてさます。
(4)全ての具を混ぜて大きい瓶などに詰め、漬け汁を注ぐ。
最初はやや漬け汁が足りなくてもタマネギから水が出てくる。一方で切り干し大根は水分を吸うので、様子を見ながら水分が足りないようならばピクルス液を足す。 2日後には全体が浸っているようにする。
■使い道
・茹でたジャガイモと混ぜればポテトサラダ
・トマトを刻んで混ぜればトマトサラダ。
そろそろニンニクの収穫時期です。
昨秋の植え付け時、畝つくりやマルチ張りの手間を軽減すべく、一畝を幅広くすることにしました。
(一畝にいっぱい植えられれば、畝の数は少なくなります)
使ったのは6列の穴あきマルチ。
畝は2本になり、長さはのべ8mくらいでしょうか。
先週日曜日、試しにちょっとだけ収穫してみたのですが、ひとしきり作業しても、植わっている分が一向に減った気配がないです。
よく考えたら、穴の間隔が15cmなので、1m÷15cm≒6 。たった1mで6×6=36個も植わっていることになります。
8メートル分も植えたので、
(8メートル ÷ 15cm) × 6列 ≒ 320。
タマネギ苗は途中でどんどん消えていきますが、ニンニクは立派な球根があるので、途中で死ぬ苗はごく少ないです。
なので植えた分だけ収穫できるということになります。
320個かー。はー(遠い目)。
この計算を、植えるときにしておけばよかったよ・・・。
どうりで、30個ほど収穫しても、1割未満だし、見た目変化がない訳だ。
本当は今週末にまとめて収穫しようかと思っていたのですが、量が多いときは一気に作業するのは大変なので(最近少しは知恵が付いてきました)、ウィークデイのうちからコツコツはじめることにしました。
ほぼ毎日、収穫、根切り、茎切り開き、軸折り取りの作業のどれかをしていますが、終わらないです。
うううぅぅ、植えすぎた。
(昨秋のサツマイモ収穫が思い起こされます。あの時も、何でなかなか終わらないんだろう、と途中で植えすぎに気づいたんだよなー)
とりあえず、可愛い三つ編みを作るまでは頑張ります。
あ、今のうちに計算しておこう。
320個だとすると、三つ編みは・・・・1房10個とすると、32房、7個とすると45房。
(ちょっと気が遠くなった。計算しなければよかったかも。ぐし。)
■■ニンニクの収穫と乾燥
(1)ニンニクを、ほどよい時期に収穫する。
・葉っぱの下数枚が黄色くなり、上数枚はまだ緑の状態になったら
・玉の根っこ部分が、水平になってきたら
・粒が太ってくると玉の先端が少し割れる。商品価値は下がるが、家庭用で使う分には問題なし
・更に太ってくると、玉の先端がぱっかり割れて、外側を包む皮や葉が腐って取れてしまう。こうなると三つ編みが出来ないので、私としてはこうなる前に収穫したい。
収穫の際は、移植コテなどを根の付近に差し込んで土をほぐしてから、茎を引っ張っています。
ほぐさずに茎を無理矢理引っ張ると、根もしっかり張っているし土も硬いため、茎が千切れてしまったりするのです。
1個ずつ、この作業をするのは結構時間がかかります。
普通はどうやって収穫するものなのでしょう?
(2)畑の、マルチでないところに並べて数時間おき乾燥させ、家に持って帰る。
すぐに持ち帰ってもいいが、数時間でもおいておくと、しんなりして少し軽くなり、持ち運びやすくなります。
ビニールマルチの上に玉を置いておくと、高温になるため煮えて(傷んで)しまいます。煮えてしまった部分は外からみると緑色になります(経験あり)。
(3)2日以内に、根っこを切り落とし、またカッターで玉のすぐ上から茎に切り目を入れて、中心の軸を切りとる。
こうすることで、茎葉の乾燥が速やかに進みます。
(時間が経ってしまうと、根の部分は固くて切りにくくなります)
珠芽は軸少しをつけたまま乾燥させてとっておき、翌年播くことをおすすめします(畑の場所が余っていれば)。
ちゃんとニンニクがとれます(軸から外してしまうと、乾燥しすぎてちんちくりんになってしまいます)。
(4)干す。干し方は試行錯誤中。
今年は桐の簀の子を使って、横倒しに干しています。
育苗用パレットもよいそうなのですが、目の粗いものが見つからず、簀の子にしてみました。
■ニンニク2013 メモ
・植え付けたもの(全て自家採種)
珠芽 昨年とれた珠芽全て
小玉ニンニク 一番小さなニンニクの房、1房分
大玉ニンニク 一番大きなニンニクの房、2房分
・植え付け時期:10/17,18 大粒ニンニクの一部:11/7
・6列の穴あきマルチは、見た目より数が多いので注意。
・今年は珠芽がとりわけ自由奔放なのだが、何故だろうか。肥料過多?肥料が後効きした?
・地面から掘りとるのをスピードアップするにはどうしたらいいのだろうか。
■参考情報
(1)側球と珠芽の生産性に関する論文
7~8gの側球(いわゆるニンニクのひとカケ。鱗片)を植えたものと、約3gの珠芽を植えたものは、ほぼ同じサイズのニンニクが収穫出来るのだそうです。なんとお得な!
つまり、珠芽は(鱗片よりも)小さい粒でも、植えると結構大きく育つということ。
更に、早めに植えた方が大きなニンニクが収穫出来るそうです。
■My畑のニンニク関連記事
●2011年
ニンニクの珠芽について
うちの品種は花が咲くのではなく、こぶ状のむかご(珠芽)が出来るタイプだということが分かりました。
収穫とその後の処理
試行錯誤中。翌年、もっとよい乾燥方法(茎に切り目を入れる)を思いつきました。
三つ編みニンニク
初めて挑戦。可愛くできました。
●2012年
収穫・乾燥
茎に縦に切り目を入れて干したら、すごく乾きやすくてよかったです。
乾燥方法再考
干し方は、玉を上にして吊すと問題があるということが分かり、玉を下に干すようにやり直しました
珠芽を植えたものの収穫
珠芽からもちゃんとニンニクが出来るということが分かりました。
三つ編みニンニク作り
前年とは玉の配置をちょっと変えてみたりもしました。
かなり力はいるけれど、可愛いものが出来るので好きな作業です。
ニンニク保存
スライスを干してニンニクチップに。また微塵切りをオイル漬けにしました。
他にも保存方法のアイデアをまとめました。
●2013年
4月頃、葉っぱが青々
今年は小粒の鱗片や珠芽も沢山植えてみました。どうなることか、楽しみです。
収穫 (この記事)
思ったより沢山植えていたようで、収穫後の処理にも時間がかかっています。
実家の庭に自然に生えてきた柑橘の木(おそらくレモン)が、25年目にして初めてツボミをつけた、と以前記事にしましたが、その後の様子を母がメールしてくれました。
結局、5個のツボミがあったそうなのですが・・・
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この子は無事開花! |
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こちらも開花! |
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でもその後、力無く花びらが散ってしまいます。 |
で、結局、生き延びたのはたった1個。
「小さいけどレモンみたいよ」と母が報告してくれました。
実家の期待の星はこれだ!
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じゃーん! |
みんなの期待を一身に背負ってます。
頑張って大きくなっておくれ~。
先週の初めから、桑の実摘んでいます。
今年の春は、雨も少なめ(アミガサタケ不作)のため、桑の方は調子がいいかと期待していました。
ところが。
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病気(クワ実菌核病)に冒された白い実がこれまでになく多いです。 |
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こちらも。 |
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これなんか、特に大粒。 |
脚立をセットし、カサを片手に登ってなるべく大粒の実を摘み集め、カサがやや重くなったら降りて箱にあけます。
例年は、1箇所に脚立を立てれば、手の届く範囲に沢山の実があるため、2,3回は同じ場所でまた登ればよく、脚立を動かす必要がありません。
ところが今年は、実がとっても少ないため、1回ごとに、脚立を動かして別の枝を探さなくてはなりません。
ある程度の量摘むのに、時間がかかります。
なんか寂しいな・・。
まあ適量摘めばいいのですけれど・・。
5月の連休頃、棚の増設や改造のDIYに励んでいました。
その時多めに買った引き出しレールが余っています。
あと、ホームセンターでカットしてもらった板の端材も、結構な分量あります。
どこかにピッタリ使える場所がないかしら?
と家のあちこちにレールと端材をあててみたところ、いい場所がありました。
■改造してみた感想
・自分で作ったのにまだ慣れなくて、扉のツマミを引っ張ってガラリと引き出しが出てくるとびっくりする。
・今回引き出しレールはローラータイプを使ったが、引き残しがないフルスライドタイプにすればよかった。
(やり直すのもさほど難しくはないのだけれど、一旦作ってしまうと面倒で・・・)
・キャビネットのキャパシティ(収納容量)としては、改造後(引き出しタイプ)の方が減った。
・キャビネットの一列目の取り出しやすさに関しては、改造前後で変わりはないかも。
・2列目より奥の取り出しやすさに関しては、改造後の方が圧倒的に(?)便利。
・引き出しに改造後、箱の中にうまく納めるためにあれこれモノを捨てた。
これが整理整頓に一番効果のあることかも。
ものが少なければ、どのような収納方法でも取り出しやすいよね・・・。分かってはいるけれど。
・収納してあるモノのてっぺんにラベルをつけると、より使い易くなりそう。
・ざっと引き出して、在庫の全てが見渡せるのはいいことかもしれない。
買ったけれどあまり使わない洗剤などは早く使い切ってしまって、すきまをあけていきたい。
・最近のシステムキッチンは、扉タイプではなくて引き出しタイプが主流だとか。
雰囲気がつかめたので、作ってみてよかった。
畑のタマネギが、パタパタと倒れてきたので、大半を収穫してしまうことにしました。
昨年の反省で、苗は早めに買わないと売り切れたり、傷んでしまったりするので比較的早く買いに行ったのはいいけれど、その後植え付けまで時間が空いてしまいました。
ようやく植え付けたのは11月7日。
OK黄という品種で、200本。
折角早めに入手した元気な苗が、だいぶ弱っていました。
そのせいかどうか、植え付け後もどんどん消えていって、植え付け場所の半分くらいは歯抜け状態。
しかも、今年の冬は天気も悪く、2月くらいまでは、植えたときよりむしろ痩せた?というくらいのひょろひょろで貧弱な状態。
春になってから、次第にしっかりしてきました。
収穫は昼のうちにまず引き抜いて、(ビニールマルチの上ではなく)土の上に転がしておきました。
そして夕方再度行って、玉についた土を払い、根っこを切り落として持って帰ります。
数日畑で干しておいてもいいらしいのですが、行きそびれている間に雨が降って葉っぱがぐちょぐちょになってしまったことがあるので、早めに持って帰っています。
持ち帰り後は、乾燥。
乾燥方法は、ここ数年試行錯誤中です。
(昨年は玉を上にして吊しましたが、それは虫が玉をかじってしまって失敗でした)
■タマネギ2013メモ
品種 OK黄 苗 200本
植え付け 11/7。
●反省
・植え付けは、苗を買ってからすぐにするべし。
・10月中に植え付けるといいかも。11月では寒い。
・成長が遅れたせいか、トウ立ちしたのはなかった。
パンを焼くには計画性が必要です。
ふだん、ゆきあたりばったりの怠惰な生活をしているせいで、ホームベーカリーでパンを仕込むのも、なんとなく不安があります。
数時間後の出来上がり時刻にちゃんとパンの面倒が見られるかしら?
うっかりお出かけしてしまったり、寝ちゃったりしてるかも?
そう思うとなかなか食パン以外のパンが作れなかったりします。
でも折角機械があるのだから、練習せねば。
たまにダンナサマとパン屋に行くと、甘い菓子パンをトレイに乗せられてしまいます。
どうやら菓子パンが好きなよう。
(私の作るずっしりしたケーキよりも・・・。くそぅ)
冷蔵庫に実家でもらってきたルバーブがあったので、そぼろ乗せの甘い菓子パンを作ってみることにしました。
甘みと色づけを兼ねて、以前カワバタさんから頂いたハックベリージャムを少し使いました。
ルバーブだけよりも色が綺麗になるはず。
■ルバーブのシュトロイゼルクーヘン
(参考レシピはドイツパンマイスターの方のHPのこちら)
■手順
(1)パン生地をHBで作る。(生地コース)
(2)ルバーブとジャムの一部を和えてしばらくおく。
(3)そぼろを作る。
(4)パン生地を伸ばして、30分ほどおく。
(本当はりんごを乗せてから休ませるのだが、今回はルバーブから水が出そうなので乗せる前に休ませてみた)
(5)ルバーブから余分な水分を切り、伸ばしたパン生地に乗せる。そぼろものせる。
(5)焼く。うちのオーブンだと、190度で30分。
■今回間違えたところ
・パン生地は、オリジナルはもっと薄くのばし、更にフォークでつつく(写真を見るとパイのような薄さ)。
今回はあまりのばさず、フォークも忘れた。パイというより菓子パンになって、これはこれでよかったかな。
・よく伸ばさなかったせいで面積が小さく、上にふりかけるそぼろが余った。
・シュトロイゼルは、バターと砂糖をふんわりする位に練り混ぜ、そこに粉を混ぜていくのだが、うろ覚えで作業したせいで、
バター、粉砂糖、小麦粉を同時にすりまぜてしまった。
粉250g分の生地だったので、どうするの?これ?と思うような巨大な菓子パンが出来てしまいましたが、切り分けて冷凍しておけば、何回も食べられて便利でした。
●シュトロイゼルクーヘン メモ
・シュトロイゼルクーヘンは、パン部分はバターも砂糖も少ないのだが、シュトロイゼルにたっぷりバターと砂糖が入る。
低カロリーとはいえないのがちょっと残念。
・ルバーブの代わりに、在庫のジャムで作るという手もあるかな?
・シュトロイゼルがクッキーのように甘いので、甘く煮てしまったジャムではなく生アンズや生ブルーベリーのように甘くない(酸味が強い)ものをトッピングした方がいいのかも。(私の作る甘さの足りないジャムなら大丈夫か?)
・シュトロイゼルが不要な、シナモンロール(もしくはシナモンシュガーの代わりにママレードを巻いたり)のような形状だと少しは低カロリーだろうか?
次はシナモンロール(ママレードロール)を作ろっかなー。
ある晩、作成途中の甘夏ピールのシロップをちょっとだけ煮立たせていました。
ごはんを食べたりぼんやりとTVを見たりしていると、何か香ばしい匂いが。
あっ!
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あああああっ! |
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という訳で、水を足してゆるめ、瓶に移しておきました。 |
さてカラメルといえば。
昨冬くらいから、ブラックケーキというものが気になっていました。
カリブ海地方(ジャマイカやガイアナやトリニダード・トバゴ)で、クリスマスなどお祝いごとの際に作られるハレの日のケーキです。
レーズンなど輸入品の貴重な材料を大量に使って作る贅沢なケーキなので、お呼ばれの席でこれが出たら丁重におもてなしされている証拠なのだそうです。
材料はヨーロッパのフルーツケーキと似ています。
変わっているのが、フルーツのラム酒漬けは、全て粗いミンチ状にするところ。
そしてブラックと名前がつくように、黒くするのです。
あちらではブラウニング・ソースというものが市販されているようですが、その正体はカラメル。
(カラメルやブラウニングを使わず、モラセス(糖蜜)を使っているレシピもあります)
ベージュ色のケーキ生地にドライフルーツがちりばめられたヨーロッパ風のフルーツケーキとは違い、断面はかなり黒く、一様にざらざらして見えます。
このケーキ、アメリカ人女性のエッセイで、見た目は食指をそそらないけれど、食べてみると絶品、と随分前に読んだことがありました。
(本の名前失念)
その本と、ネットで調べたいくつかのレシピを検討して、今回は次のように作ってみました。
■■ブラックケーキ基本レシピ
■材料(100円ショップのパウンド型5本分)
●ケーキ生地
バター 300g
ブラウンシュガー (黒糖、三温糖、生姜糖、糖蜜のミックス) 300g
卵 7個(330gくらい)
小麦粉 300g
ベーキングパウダー 小さじ2
スパイス
シナモン、ナツメグ、オールスパイス、クローブ 各小さじ1くらい
アーモンドエッセンス又はアンゴスチュラ・ビター 小さじ1/2 (今回はなし)
バニラビーンの種 1本分
瓢柑のすりおろし 1個分
皮むきアーモンドとマカダミアナッツ あわせて60g 刻む
●色づけ用カラメル
今回は偶然に出来たカラメルを使ったが、レシピだと粉の同量の砂糖で作るとか。
砂糖 300g
水 80ccくらい
●フルーツ漬け
レーズン、プルーンなど色の濃いドライフルーツ (梅酒の梅を干したものを使用)
ドライチェリー (色のどぎついドライチェリーは美味しくないのでナシ)
柑橘ピール (自家製ピールのラム酒漬け使用)
ラム酒/チェリーブランデー/シェリーなど (今回はラム酒)
(用意するフルーツの量はバターの重さの約3倍。お酒に漬け、刻んだ後でバターの重さの約4~5倍)
●アイシング
粉砂糖
アマレット
■作り方
(1)ドライフルーツは1日以上、ひたひたのラム酒に漬けておく。
(2)漬けたフルーツを、フードプロセッサーに数秒かけ、レーズンの1/4ほどのサイズになるように粗く刻む。
漬け汁も加えてもったりした状態にする。
(この状態で、カラメルも混ぜてひとまず瓶詰めしておきました)
(3)ケーキ生地は、基本的なバターケーキと同じ作り方。
(私の場合、全卵だといつも分離させてしまうので、卵白はメレンゲにして入れました)
バターと砂糖をよく泡だて、卵黄も加えてよく泡だてる。
ここにライムの皮のすりおろし、バニラを加え混ぜる。
(4)バターの重さの4倍程度(バターが450gとすると1.8kg。)の刻んだフルーツを、生地に混ぜる。
卵白は、砂糖の一部と一緒にメレンゲにしておき、ほかのものの合間に適当に混ぜ込む。
(5)ふるっておいた粉類も混ぜる。型にベーキングシートを2重に敷いた型の8分目まで流し込む。
バターケーキは生地の中央を窪ませておくが、このケーキの場合はえぐらず、型をトントンとして表面をならすに留める。
ほとんど膨らまない(むしろしぼむ)ため、通常のバターケーキより型に詰める量は多くしておく。
(6)150度くらいの低温で、1時間程度焼く。(型のサイズにもよるが、かなり時間がかかる)
焼けてくると、ケーキが焼き縮んで型との間にすき間が出来る。
(7)串で刺してチェックし、焼けたらオーブンから取り出す。熱いうちにポートワイン/ラム酒を塗る(もしくは注ぐ)。
(8)完全に冷めたらぴったりラップをする/お酒で湿らせたガーゼでくるむ/アイシングを塗る。
2~3日後以降が食べ頃。
問題は味。
3等分する際に出たケーキくずをちょびっと食べてみただけなので、どんな味かよく分かりません。
味見もしないまま、手みやげに持っていって配ってしまいました。
どうだったんだろう。
●ブラックケーキメモ
・フルーツの量が多いため、どうやってもふくらむようなケーキではない。ということはバターと卵をあわせる際も、分離してしまっていいのかも。
卵白を別に泡だてたりせず、全卵をボンボン入れてしまっていいのかな・・?
・干した梅酒の梅のラム酒漬けを結構沢山使った。これまでジャムやらチャツネやらすごく苦労してきたが、これが一番楽な消費方法かもしれない。
・我が家製のドライフルーツは市販のより甘くないので、お砂糖は4同割より多く入れるべきかもしれない。
追記:味見しました。
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食感は、しっとり、を超えており、ぷりん、とした感じ。
羊羹のよう、とどこかにあったが、確かに、全体的な「濃さ」が羊羹に通じる。
時々あたるナッツが歯応えに変化を与えて嬉しい。
味は、プリンのカラメルソースのようなあからさまなカラメルの味は全然しない。
酸味がつよいせいかどうか、とても濃厚(ダンナサマの食いつき悪し!うう)。
ごく薄い一切れで満足してしまうような感じ。
美味しくない訳ではないのだが、箸が進まないというのはこんな感じだろうか・・。
何というか、冬向きの食べ物かもしんない。
美味しかったらまた作ろうと思っていたのだが、微妙だなあ・・・。
自作フルーツケーキと比べると、フルーツケーキの方が好みだ・・・。
無理矢理味見させられた方、スミマセンでした。
あ、そうだ、小さく切って、チョコがけしたらどうだろうか?
★次、作るとしたら
・梅を減らす
・アイシングはあるとよい。
・アイシングをかける直前にお酒を塗るのは×。湿気でとける。
・ナッツは入れた方がよい。
・もっと甘く・・?
・作るなら冬に。
■参考情報
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