梅雨の時期、今、私の庭で咲いている花と言えば、ユリが最盛期で、バラは入れ替わり立ち代り、それに、紫陽花がかなり長い間花を保っている。
まだ、フェジョアの花が、どんどん、咲き続けているが、この花は、赤い蘂がぽろぽろ落ちて四散して、花後の佇まいをそれ程優雅でもないので、咲き始めの珍しさとは違って、煩いばかりで、すぐに興味が薄れてしまうのが難である。
ところで、ユリの花だが、私の場合には、毎年、年が押し詰まった頃に、球根を買って来て鉢植えにするのだが、この頃は、その鉢の数も多くなって、気に入ったものだけに限っている。
買う時には、ユリの種類や銘柄に注意して、大体派手なオリエンタル・ハイブリッドやアジアンティック・ハイブリッド系の球根を選ぶのだが、すぐに忘れてしまって、どんな花が咲くのか、初夏になってからのお楽しみと言うことになっている。
花が終わると、しばらく肥料をやって肥培するのだが、掘り起こすことも偶にはあるが、殆どは、葉や茎が涸れてしまうと、そのまま、冬を越させて、翌年芽が出て、花が咲くのを待つと言う、至ってずぼらな方法を取っている。
株が大きくなる場合もあるので、根鉢を崩さずに、一回り大きな鉢に移植することも、偶にはやっている。
尤も、総てがまともに咲く訳ではないのだが、かなりの鉢が花を咲かせてくれるので、結構、満足している。
それに、庭に直植えしているユリも、毎年、花後もそのまま放置した状態だが、翌年には、大体、花を咲かせてくれるので、梅雨時には、私の庭は、派手な大輪のユリの花で、結構華やかになって輝くのである。
おしべの花粉が、服などにつくと取れなくなるので、おしべだけハサミで切り落として、適当にアレンジして、大き目の花瓶に生けて部屋に置くのだが、バラとは違った、派手さがあって、梅雨時の憂さ晴らしには、丁度良いと思っている。
色々無造作に植えているので、花の色や形にバリエーションがあって、アンバランスなところが、それなりに面白いのである。
蕾が肥大し始める頃に、薬剤散布をしておくことが肝心で、大型のオリエンタル・ハイブリッド系のユリなどは、ウイルス病にやられ易くて、咲く前に、花が歪になるなど駄目になってしまう。
西日の当たるところは駄目だとか、テキストには、色々書いてあるのだが、あまり、神経質にならなくても、ユリは、結構綺麗に咲いてくれる。
オリエンタルなどは、日本産のヤマユリやカノコユリなどの原種の交配で作出されるので、ジャパニーズ・ハイブリッドと呼ばれるようだが、やはり、ユリは、日本の風土に合った花なのであろう。
バラだが、鉢植えしたイングリッシュ・ローズなどを、株の育成を図るべく、花の蕾をピンチすべきだったが、そのまま、肥料をやりながら自然に枝を伸ばさせて花を咲かせているのだが、リピート咲きで、次から次へと花が咲くので、結構、愉しませてもらっている。
イングリッシュ・ローズのうち、ファルスタッフとアブラハム・ダービーは、花が開くと、株への負担を考えて、切り花にして、ガラス製の花瓶に生けている。
すぐに、びっしりと花弁が詰まったカップ咲きになり、やがて、ロゼット咲きへと変化して行くのだが、かなり、しっかりした花で、比較的長い間楽しめるのが嬉しい。
二鉢のオールド・ローズは、花が終わって、新しい枝が出て、どんどん、伸びて繁茂し始めている。
一輪だけ咲いたフロリパンダのプリンセス・ミチコだったが、その後、急に新しい枝が伸びて、沢山の真っ赤な花をつけて豪華に咲き乱れているので、玄関口に移した。
紫式部が、どんどん、枝を伸ばして、華麗な放射状のループを描き始めたと思っていたら、いつの間にか、そのループの上に、薄い赤紫色の可憐な花を二列縦隊に咲かせている。
その後から、緑のキャビアのような小さな実をつけ始めている。
クチナシの白い花が、一斉に咲き始めた。一重の矢車のような花弁を開いた実成りクチナシだが、花が散ると、濃いオレンジ色の小さなパイナップル状の実をつける。
優雅で芳香の強い八重クチナシは、まだ、蕾が固い。
まだ、フェジョアの花が、どんどん、咲き続けているが、この花は、赤い蘂がぽろぽろ落ちて四散して、花後の佇まいをそれ程優雅でもないので、咲き始めの珍しさとは違って、煩いばかりで、すぐに興味が薄れてしまうのが難である。
ところで、ユリの花だが、私の場合には、毎年、年が押し詰まった頃に、球根を買って来て鉢植えにするのだが、この頃は、その鉢の数も多くなって、気に入ったものだけに限っている。
買う時には、ユリの種類や銘柄に注意して、大体派手なオリエンタル・ハイブリッドやアジアンティック・ハイブリッド系の球根を選ぶのだが、すぐに忘れてしまって、どんな花が咲くのか、初夏になってからのお楽しみと言うことになっている。
花が終わると、しばらく肥料をやって肥培するのだが、掘り起こすことも偶にはあるが、殆どは、葉や茎が涸れてしまうと、そのまま、冬を越させて、翌年芽が出て、花が咲くのを待つと言う、至ってずぼらな方法を取っている。
株が大きくなる場合もあるので、根鉢を崩さずに、一回り大きな鉢に移植することも、偶にはやっている。
尤も、総てがまともに咲く訳ではないのだが、かなりの鉢が花を咲かせてくれるので、結構、満足している。
それに、庭に直植えしているユリも、毎年、花後もそのまま放置した状態だが、翌年には、大体、花を咲かせてくれるので、梅雨時には、私の庭は、派手な大輪のユリの花で、結構華やかになって輝くのである。
おしべの花粉が、服などにつくと取れなくなるので、おしべだけハサミで切り落として、適当にアレンジして、大き目の花瓶に生けて部屋に置くのだが、バラとは違った、派手さがあって、梅雨時の憂さ晴らしには、丁度良いと思っている。
色々無造作に植えているので、花の色や形にバリエーションがあって、アンバランスなところが、それなりに面白いのである。
蕾が肥大し始める頃に、薬剤散布をしておくことが肝心で、大型のオリエンタル・ハイブリッド系のユリなどは、ウイルス病にやられ易くて、咲く前に、花が歪になるなど駄目になってしまう。
西日の当たるところは駄目だとか、テキストには、色々書いてあるのだが、あまり、神経質にならなくても、ユリは、結構綺麗に咲いてくれる。
オリエンタルなどは、日本産のヤマユリやカノコユリなどの原種の交配で作出されるので、ジャパニーズ・ハイブリッドと呼ばれるようだが、やはり、ユリは、日本の風土に合った花なのであろう。
バラだが、鉢植えしたイングリッシュ・ローズなどを、株の育成を図るべく、花の蕾をピンチすべきだったが、そのまま、肥料をやりながら自然に枝を伸ばさせて花を咲かせているのだが、リピート咲きで、次から次へと花が咲くので、結構、愉しませてもらっている。
イングリッシュ・ローズのうち、ファルスタッフとアブラハム・ダービーは、花が開くと、株への負担を考えて、切り花にして、ガラス製の花瓶に生けている。
すぐに、びっしりと花弁が詰まったカップ咲きになり、やがて、ロゼット咲きへと変化して行くのだが、かなり、しっかりした花で、比較的長い間楽しめるのが嬉しい。
二鉢のオールド・ローズは、花が終わって、新しい枝が出て、どんどん、伸びて繁茂し始めている。
一輪だけ咲いたフロリパンダのプリンセス・ミチコだったが、その後、急に新しい枝が伸びて、沢山の真っ赤な花をつけて豪華に咲き乱れているので、玄関口に移した。
紫式部が、どんどん、枝を伸ばして、華麗な放射状のループを描き始めたと思っていたら、いつの間にか、そのループの上に、薄い赤紫色の可憐な花を二列縦隊に咲かせている。
その後から、緑のキャビアのような小さな実をつけ始めている。
クチナシの白い花が、一斉に咲き始めた。一重の矢車のような花弁を開いた実成りクチナシだが、花が散ると、濃いオレンジ色の小さなパイナップル状の実をつける。
優雅で芳香の強い八重クチナシは、まだ、蕾が固い。