4~5日留守をしている間に、わが庭も大分様子が変わった。
まず、固い蕾だったフェジョアの花(口絵写真)が、一斉に咲き始めた。
もう、30年近くが経つのだが、ブラジルから帰って来てから、園芸店で、フェジョアの苗木を見つけて、ブラジルが懐かしくなって買ってきて、10本ほど、庭に植えたのである。
ところが、フェジョアは、非常に行儀の悪い木で、どんどん大きくなってところ構わず枝を広げるので、結局、残したのは4本で、それも、毎年、心置きなく強剪定を続けないと、庭中を占領する勢いである。
この花の分厚い白い花弁をサラダにすると良いと言うのだが、まだ、その気にはなれない。
キウイのような大きさの緑の実が成り、ジェリー状の果肉を食べると甘くて美味しいのだが、私の庭のフェジョアは、皆、同じ種類の木なので、実つきが悪く、結実しても途中で殆ど落果してしまう。
しかし、この浮世離れした花姿が好きで、紫陽花と同じ頃に咲くので、梅雨時だが、咲き始めると何時も、晴天のブラジルの大地を思い出している。
紫陽花も咲き始めた。
真っ白な房状の斑入り紫陽花の花も、負けずに木陰から顔を出している。
ところで、案の定、色付き始めていた枇杷の実が、小鳥にやられて跡形もなく消えてしまっている。
幸い、実の重みで、下に垂れ下がっていた1本の枝が襲撃を免れていたので、10個程だが賞味することが出来た。
花柘榴が2本植わっていて、オレンジ色の硬い実をつけ始めた。
表面が縦割れして、柔らかい布のような花びらを覗かせるのだが、これも、浮世離れした面白い花姿である。
子供の頃から、あの甘酸っぱい柘榴の実の味は忘れられないのだが、敢えて、実のならない花が咲く柘榴を植えた。
庭のバラは、キャプリス・ド・メイアンと、名を忘れてしまったのだが、黄色いバラが、勢い良く枝を伸ばして房咲きに咲いていて壮観である。
もう一本、リンカーンだと思うが、真っ赤なバラが、2メートル以上の高さの金木犀を潜り抜けて枝を伸ばして、咲いている。
このバラは、もう20年以上も前に植えたのをそのまま育てているのだが、沢山分枝して、根元は、逞しく、バラとも思えないような太い幹になっている。
庭植えのバラは、この3本だけだが、鉢植えのイングリッシュローズが、メアリーローズ以外にも、小さな蕾をつけてきたので、月末くらいには、花を咲かせてくれるかも知れない。
秋の花を楽しむ為には、鉢植えして間もないので、摘花して、木を育てる方が良いのだろうが、勢い良く枝葉を伸ばし始めているので、数輪だけでも咲かせてみようと思っている。
種を蒔いて、ポットに仮植えしていた朝顔の苗が、大分大きく伸びてきたので、庭に移そうと思っている。
混色の種を買ったので、どんな花が咲くのか分からないのだが、昨年は、面白い西洋朝顔が出てきたので、今年も、そんなサプライズが出てくればと期待をしている。
木陰に放置していた鉢から真っ赤な花が咲いて存在を主張している。
アマリリスの花である。
もう何年になるのであろうか、花後には肥培はするのだが、冬には上葉も全くなくなり鉢土だけしか見えなくなるので、木陰に放置しておくのだが、春遅くなると、毎年、忘れずに必ず、四方にラッパのような大きな真っ赤な咲かせてくれる。
この花を見ると、オランダの懐かしい風物を思い出す。
あのチューリップで有名なキューケンフォフ公園も、チューリップやヒヤシンス、クロッカスなどの春の花が終わって閉館間近になると、室内展示場は、沢山のアマリリスで、埋め尽くされるのである。
私にとっては、季節の移り変わりで、花が咲くごとに、懐かしい人たちとの思い出や、懐かしい異国や心の故郷の風物を思い出して、幸せなひと時を楽しむのである。
(追記)日本がカメルーンとのサッカーに勝利して、世界各地や日本国中で、日本の若者たちが熱狂し、沸きに沸いた。
若き日本の人々が沸くと、日本は元気になる。
菅内閣にとって上げ潮となろう。
民主党がどうと言う前に、とにかく、日本の政治を安定させなければならない。
そのためには、日本中の若者たちをスパークさせて、彼らに日本の将来を託す土壌を、早急に育成しなければならない。
我々は老兵。去り行くのみで、それも、早ければ早い方が良い。
まず、固い蕾だったフェジョアの花(口絵写真)が、一斉に咲き始めた。
もう、30年近くが経つのだが、ブラジルから帰って来てから、園芸店で、フェジョアの苗木を見つけて、ブラジルが懐かしくなって買ってきて、10本ほど、庭に植えたのである。
ところが、フェジョアは、非常に行儀の悪い木で、どんどん大きくなってところ構わず枝を広げるので、結局、残したのは4本で、それも、毎年、心置きなく強剪定を続けないと、庭中を占領する勢いである。
この花の分厚い白い花弁をサラダにすると良いと言うのだが、まだ、その気にはなれない。
キウイのような大きさの緑の実が成り、ジェリー状の果肉を食べると甘くて美味しいのだが、私の庭のフェジョアは、皆、同じ種類の木なので、実つきが悪く、結実しても途中で殆ど落果してしまう。
しかし、この浮世離れした花姿が好きで、紫陽花と同じ頃に咲くので、梅雨時だが、咲き始めると何時も、晴天のブラジルの大地を思い出している。
紫陽花も咲き始めた。
真っ白な房状の斑入り紫陽花の花も、負けずに木陰から顔を出している。
ところで、案の定、色付き始めていた枇杷の実が、小鳥にやられて跡形もなく消えてしまっている。
幸い、実の重みで、下に垂れ下がっていた1本の枝が襲撃を免れていたので、10個程だが賞味することが出来た。
花柘榴が2本植わっていて、オレンジ色の硬い実をつけ始めた。
表面が縦割れして、柔らかい布のような花びらを覗かせるのだが、これも、浮世離れした面白い花姿である。
子供の頃から、あの甘酸っぱい柘榴の実の味は忘れられないのだが、敢えて、実のならない花が咲く柘榴を植えた。
庭のバラは、キャプリス・ド・メイアンと、名を忘れてしまったのだが、黄色いバラが、勢い良く枝を伸ばして房咲きに咲いていて壮観である。
もう一本、リンカーンだと思うが、真っ赤なバラが、2メートル以上の高さの金木犀を潜り抜けて枝を伸ばして、咲いている。
このバラは、もう20年以上も前に植えたのをそのまま育てているのだが、沢山分枝して、根元は、逞しく、バラとも思えないような太い幹になっている。
庭植えのバラは、この3本だけだが、鉢植えのイングリッシュローズが、メアリーローズ以外にも、小さな蕾をつけてきたので、月末くらいには、花を咲かせてくれるかも知れない。
秋の花を楽しむ為には、鉢植えして間もないので、摘花して、木を育てる方が良いのだろうが、勢い良く枝葉を伸ばし始めているので、数輪だけでも咲かせてみようと思っている。
種を蒔いて、ポットに仮植えしていた朝顔の苗が、大分大きく伸びてきたので、庭に移そうと思っている。
混色の種を買ったので、どんな花が咲くのか分からないのだが、昨年は、面白い西洋朝顔が出てきたので、今年も、そんなサプライズが出てくればと期待をしている。
木陰に放置していた鉢から真っ赤な花が咲いて存在を主張している。
アマリリスの花である。
もう何年になるのであろうか、花後には肥培はするのだが、冬には上葉も全くなくなり鉢土だけしか見えなくなるので、木陰に放置しておくのだが、春遅くなると、毎年、忘れずに必ず、四方にラッパのような大きな真っ赤な咲かせてくれる。
この花を見ると、オランダの懐かしい風物を思い出す。
あのチューリップで有名なキューケンフォフ公園も、チューリップやヒヤシンス、クロッカスなどの春の花が終わって閉館間近になると、室内展示場は、沢山のアマリリスで、埋め尽くされるのである。
私にとっては、季節の移り変わりで、花が咲くごとに、懐かしい人たちとの思い出や、懐かしい異国や心の故郷の風物を思い出して、幸せなひと時を楽しむのである。
(追記)日本がカメルーンとのサッカーに勝利して、世界各地や日本国中で、日本の若者たちが熱狂し、沸きに沸いた。
若き日本の人々が沸くと、日本は元気になる。
菅内閣にとって上げ潮となろう。
民主党がどうと言う前に、とにかく、日本の政治を安定させなければならない。
そのためには、日本中の若者たちをスパークさせて、彼らに日本の将来を託す土壌を、早急に育成しなければならない。
我々は老兵。去り行くのみで、それも、早ければ早い方が良い。