熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

わが庭の歳時記・・・フレンチ・ローズも育ててみよう

2010年06月02日 | わが庭の歳時記
   NHKの趣味の園芸の5月号の特集「あこがれのバラを育てる!」で、イングリッシュ・ローズとともに、魅惑のフレンチローズが紹介されている。
   イングリシュローズを育てるのなら、ついでにフレンチローズもと思って、園芸店にナーセリーのギヨーの大苗が出ていたので、2本ジェネロサ・シリーズのアニュス・シルジュスとフランシス・プレイスと言うバラの苗を試みに買って植えてみることにした。
   その一本前者に花が咲いたのが、この口絵写真である。

   イングリッシュローズとどう違うのか、私には良く分からないが、フランスでは、鮮やかな色彩で、大きく華やかな印象の花が好まれるということで、ギヨーは、他のナーセリーとやや異なり、イングリッシュローズの趣を持つ品種が多いと言う。
   兎に角、輸入苗なので種類が沢山あるわけではなく、店頭に出ているだけの苗から選んで買うのであるから、好みがどうと言うことではなく、これで良いかと言った程度で選択している。
   京成バラ園のバラの倍近い値段だが、こちらの方は、やはり、昔ながらのモダンローズが大半であり、選択の余地はない。
   尤も、京成バラ園には、車で1時間もあれば十分行けるので、そこで、イングリッシュローズやフレンチローズの苗を買って来て植えた方が間違いはないのであろうが、やはり、そこはそこで、生産地の苗の方が、失敗しても諦めがつく。

   今回、デイヴィッド・オースティンのオールドローズとイングリッシュローズ、ギヨーのフレンチローズ合わせて10本ばかり輸入苗を買って、とりあえず9号のプラ鉢に仮植えしたのだが、咲けば咲いたで花を確認して、その後、少し肥培して、秋には、咲いた鉢を順繰りに門口に置こうかと思っている。
   時々、椿の鉢植えやユリの鉢植えなど、綺麗に咲くと、門のところに移しているのだが、その要領である。

   さて、私の庭だが、今年は、枇杷の実が沢山ついて少し黄色く色付き始めている。
   小鳥に食べられるのが先か、熟した時まで木に残っていて私が賞味できるのか、分からないが、もう少し様子を見ようと思っている。
   オレンジレモンの紫色の花が咲いていたが、殆ど落ちたようで、今年もあまり受粉していそうにないようである。
   ゆずの木にも、真っ白な花が咲き始めたが、昨年沢山実が成ったので、今年は花数が随分少ない。
   一本切り残したイチジクの木にも実がついていて大きくなってきているが、カミキリムシにやられて木のあっちこっちに穴が開いていて、これも切り倒さなければならない。イチジクの実は、必ず、小鳥に食べられてしまうので、あてにはしないことにしている。

   芍薬の花が、まだ咲いている。
   日本の芍薬の他に、中国芍薬の株が2株あるのだが、この花は、ツートンカラーの二段構えになっていて、半八重の外周の花弁の中に、細長い花弁が真ん中から沢山放射状に出ていて中々優雅で面白い。
   日本芍薬のように花弁が薄くて弱くはないので、比較的、花もちの良いのが優れたところである。
   淡い青紫とピンクのミヤコワスレと濃い青紫のホタルブクロが、淡いピンクのツツジをバックに咲き乱れていて、風に揺れると中々の風情である。
   フェジョアとユリの花が、もう少しで咲き始める。
コメント
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