熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

ボジョレー・ヌーヴォー解禁、

2011年11月17日 | 生活随想・趣味
   今日、11月第3木曜日、ボジョレ・ヌーヴォーの解禁日である。
   最近は、インターネットで予約をしているので、間違いなしに宅配されて来る。
   特別な銘柄志向とか好みがある訳ではないので、いつも、ワインを買っている店舗のホームページを見て、適当に気に入ったのに、オーダーを入れているだけだが、これで、結構満足している。
   ワインには、多少の年季が入っている心算であるし、その年の新酒であり、それ程高くはないので、程々のもので安物は避けていると言うことで、1本千円以下でスーパーなどで売られているものには、これなどはいくら良いと言われても、勿論、買う気持ちにはなれない。
   ペットボトルや、紙パックで安く売られていると言うケースがあるようだが、どうかと思う。
   複数本買って、娘たち夫婦に分けてやるのだが、今年は、近いうちに来そうにないので、どうしようかと思っている。

   ウイキペディアによると、”ボジョレー・ヌヴォー(Beaujolais Nouveau)とはフランスのブルゴーニュ地方南部に隣接する丘陵地帯・ボジョレーで生産されるヌヴォー(プリムールまたは試飲新酒)仕様の赤ワインである。したがって、ボジョレーの通常の赤ワインとは異なる。試飲酒だけに、通常のワインが出来上がるより早く試飲できなければ意味がないために、ヌヴォー(試飲新酒)用のボジョレーは、ブドウを収穫したら速やかに醸造してボトルへ詰め、収穫したその年の11月に出荷を済ませる。ヌヴォー(試飲新酒)仕様で軽い仕上がりの赤ワインである。”と言うことである。

   私は、以前に、ヨーロッパにかなり長く住んでいたが、この11月の解禁日に、ボジョレー・ヌーヴォ―を買って飲むと言う習慣はなく、これは、日本に帰ってからのことである。
   レストランなどで食事をすることが多かったのだが、日本ほど、騒いでいるようなことはなかったし、昼食に良く行ったパブなどで、申し訳程度に張り紙がしてあったので、ああそうかと思って、飲むことの方が多かったような気がする。
   フランスで、この時期に居たことがないので分からないのだが、ボジョレー・ヌーヴォ―解禁に飛びつくのは、日本人のハツモノ好き、お祭り騒ぎ好きのなせる業ではないかと思ったりしている。

   昔は、空港まで行って、0時にボジョレー・ヌーヴォ―を飲んだと言う話を聞いたことがあるが、最近では、一か月も前に航空便で到着しているので、私の家には、朝早くに宅配で送られて来た。
   梱包箱に、「2011年11月17日午前0時以前の販売および消費 厳禁」と言うことが書いてあるだけで、試飲用の新酒だから、とっくに呑めるのであるが、出荷競争を急いで、中途半端なワインが出回っては困るために、期限を指定したと言うことのようである。

   久しぶりに、フランス製のブリ―・チーズなどナチュラル・チーズを買って来て、賞味したが、中々、乙な味で楽しませてくれた。
コメント
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