熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

わが庭・・・椿:仙人卜半、ジュリア・フランス、トムタム、桃太郎咲く

2019年03月02日 | わが庭の歳時記
   急に、暖かくなったので、椿が、また、咲き始めた。
   今年は、暖冬の所為か、花木の開花が少し早いような感じで、椿も、今月末までには、咲ききるのではないかと言った勢いである。

   まず、仙人卜半、ピンクの唐子咲きで、花弁化した蕊は、ピンク交じりの白色で、面白い雰囲気の花である。
   
   

   久しぶりに、淡いピンクのジュリア・フランスも咲きだした。
   この椿苗は、タキイ種苗から買ったのだけれど、ほかの育種業者では、白花だと説明されていて、形は同じなので、バリエーションがあるのであろうか。
   フランスのジュリア社の花は、随分長く栽培しているジュリア・バーがあるが、蕾が色づき始めたので、もうすぐ、開花するであろう。
   
   
   

   庭植えして3年目だが、桃太郎は、1輪だけ咲いた。
   苗木を庭植えすると、広い土壌に馴染むのに時間がかかって、数年間、殆ど花が咲かないのが普通で、わが庭でも、天賜、薩摩紅、王冠、花富貴などは、今年は蕾をつけなかった。
   桃太郎は、底白の匂うように美しいピンクの天賜に、雰囲気が似ているので育て始めたのだが、華やかな佇まいが好ましい。
   
   

   もう一つ、咲き始めたのは、トムタム。
   桃色に白覆輪の花弁が幾重にも重なる千重~風車状咲きの椿で、奇麗に開花すると、至宝のような雰囲気になる。
   この写真は、最初に咲き始めた一輪だが、雨に打たれると、華奢な花弁が張り付いて、完全に開き切らないので、その直前のものである。
   この木も、苗木を庭植えしたのだが、毎年咲いてくれている。
   
   

   バラやアジサイが、動き始めた。
   3月であるから、もう春。
   先日、庭の蕗の薹を摘んで、天婦羅にして頂いたが、正に、春の味覚である。
   春は、庭好きにとっては、至福の時でもあり、これからが楽しみである。
コメント
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