熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

わが庭・・・ムラサキシキブ色づく

2019年09月14日 | わが庭の歳時記
   ムラサキシキブは、すっくと真っすぐに伸びた放射線状の細い枝に、6月頃に、葉腋から対に咲いた小花が小さな実を結び、秋になると、紫色の奇麗な実に色づく。
   わが庭には、たった、一株しかないのだが、これは、鉢植えで千葉から持ってきた黒椿ナイトライダーの株にくっ付いてきた小苗を、そのまま、椿と一緒に庭植えしたのが、やっと、成木になったものである。
   千葉の庭には、沢山の紫式部が植わっていて、門扉の横には、かなり大きな木に育って、豪華に輝いていた。
   この子供だから、私にとっては、思い出の詰まった大切な木なのである。
   初めて、ムラサキシキブを知ったのは、京都の学生時代に、確か、良く訪れていた詩仙堂の庭の清楚な佇まいに魅かれた時である。
   しかし、実際に庭植えしたのは、ずっと後になってからで、千葉の一戸建て住宅に移った時であった。
   秋を象徴する花木は、色々あるが、京都の思い出と連動しており、ムラサキシキブの色づきを見て、秋を感じている。
   
   
   

   わが庭は、植木が主体で、花壇らしきところも、花木が占領していて、草花を植えるような花壇がないので、今は、色彩に乏しい。
   少し色づき始めたのは、トラノオの仲間などで、薄紫の色の小花を咲かせ始めた。
   これらの花は、特に意識して植えなくても、木陰や適当な緑地の空間から芽を出して、花を咲かせてくれるので、ずぼらなガーデニング愛好家の私には適しているのである。
   
   
   
   

   初旬に施肥しておいたのだが、椿とバラの鉢苗に、液肥ハイポネックスを施した。
   今年は、挿し木や実生の椿の幼苗の何本かに、花芽がついているので、楽しみにしている。
   バラも、10月には、何鉢かは咲かせたいと思っている。
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