高畠導宏先生の言葉を小学生向けに解きほぐす

「人生で大切な、伸びる人たちの共通点」
1.素直(すなお)であること
2.好奇心(こうきしん)旺盛(おうせい)であること
3.忍(にん)耐力(たいりょく)があり、あきらめないこと
4.準備(じゅんび)を怠(おこた)らないこと
5.几帳面(きちょうめん)であること
6.気配り(きくばり)ができること
7.夢を持ち、目標を高く設定(せってい)することができること


(1)素直(すなお)
 素直(すなお)な人は、その人にとって役にたつことを、100%身につけていける力がある。
 素直(すなお)な人には、まわりの人たちがいっしょうけんめい協力(きょうりょく)したくなる。
 素直(すなお)な人を見ていると、本当に気持ちが良くなる。

(2)好奇心旺盛(こうきしんおうせい)
 何でもやってみようという好奇心(こうきしん)がある人は、失敗をしてもクヨクヨしない。
 好奇心(こうきしん)がない人は、失敗を恐れて何もしなくなる。
 バレーボールなら、どんどんボールの所へいく子は好奇心(こうきしん)が高いと言える。
 失敗を恐(おそ)れて、ボールから逃(に)げる人は好奇心(こうきしん)が足りない。

(3)「忍耐力・あきらめない」とは
 忍耐力とは「我慢(がまん)」ということ。なかなかじょうずにならなくても、我慢(がまん)して練習をしていると、とつぜんバレーボールがうまくなる時がくる。ぜったいにあきらめてはいけない。
 プレー中も、ボールが床(ゆか)に落ちてもあきらめないで追いかけるような子は、バレーボールがうまくなる。

(4)準備を怠らない
 人が見ている時には、だれだっていっしょうけんめいにできる。人生は、人が見ていない時に、どんな努力をするかで勝ち負けが決まる。勉強もスポーツも、何をするにしても、じゅうぶんな準備をする努力をすることが大事である。

(5)几帳面であること
 自分のしていることに対して、ひとつひとつにこだわりを持っていることが大事である。
 ただ何となくやっている人は、バレーボールもうまくならないし、勉強だってできるようにはならない。
 細かく細かく計画を立てて、毎日毎日コツコツ努力をして、いろいろなことができるようになっていく。

(6)気配りができること
 自分だけで生きているわけではない。周りの人がいてくれるから、いろんなことができるのである。
 バレーボールだったら、チームの仲間がいるから試合をすることができるのである。
 だから、自分のことだけでなく、となりにいる人のこと、自分のチームのこと、おうえんしてくれる家族のことを考えながらプレーできる人が成功する。

(7)夢・目標
 夢があるからがんばれる。目標が高いからふんばれる。
 「こんなにすごい目標はできるのかな?」と思うくらいの高い目標を立てて良いのです。
 目標が高ければ高いほど、そこに向かう努力もたくさんできるようになります。
 また、夢や目標は、大きな紙に太い字でしっかり書いて、見えるところにはっておきましょう。そうすると、自分の「脳(のう)」が、自分のことを自動操縦(じどうそうじゅう)して、バレーボールもじょうずになり、勉強もできるようになります。
 「宣言(せんげん)すれば夢はかなう」のですよ。




この言葉、クラスの掲示板にはることにします。
また、辰巳ジャンプではこの言葉と解説文を体育館の壁にはり、いつも意識して練習していこうと思います。


【お薦めの本】
小学生が夏休みに読む本としてお薦めです。
はてしない物語
ミヒャエル・エンデ
岩波書店

このアイテムの詳細を見る


こちらは教員向けのお薦め本です。
こういう本を若手教師は読んでおく必要があります。
永遠の都〈上〉 (潮文学ライブラリー)
ホール ケイン
潮出版社

このアイテムの詳細を見る

blogramランキング参加中!
blogram投票ボタン

にほんブログ村 教育ブログへ にほんブログ村 教育ブログ 小学校教育へ にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へ
コメント ( 0 ) | Trackback (  )