感動!のマインドマップ授業  2年生生活科 「フェスティバルをしよう」

「仕事はできるだけ早く終わらせて、その後の時間を有意義に使う」が信条の井上です。しかし、今週はそうもいかず、すべての日の夜に予定が入ってきました。

月・・・WACOMさんとの新型提示教材レンタル打ち合わせ
火・・・ブザン教育協会にて、今後の活動について懇談
水・・・職場の「野郎会」(男性教諭の会)
木・・・教職員卓球大会
金・・・学校評議員会

有意義に使っているといえばそうなんですが、お休みもほしいなぁという気持ちにもなった今週でした。

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さて!

題名の通り、2年生担任のM先生、やってくれました!
マインドマップ活用の先行事例を作ってくれました!

2年生は生活科で「フェスティバルをしよう」という授業をすることになっています。これまでお世話になった方々に、自分たちの成長を見てもらおうという取り組みです。セルフエスティームを高める授業として、私は「低学年版・キャリア教育」だと認識しています。

この企画をするために、マインドマップを活用して授業をしたそうです。

授業前に、私が相談に乗った時の記事がありますので参考にして下さい。
☆低学年・生活科でのマインドマップ活用


授業で使ったマインドマップの画像が2枚あります。

まずはこれです。

どんな人にお世話になったかということを、「クラスマインドマップ」で考えたそうです。すると2年生の子ども達の意見が止まらない状態になったと最高の笑顔でM先生が語ってくれました。

「どんな人にお世話になったかな?と聞いてマインドマップにかいていくと、子ども達はすごく楽しそうに意見を出してくれたんです。1時間の授業で子ども達の発言が止まりませんでした。」

「どんどん話し合っていくうちに、子ども達の意見が自然と“ありがとう”とか“お礼”といった意見に変わっていったんです。そして本当に素直に、自分たちはどんな人にも“ありがとう”の気持ちを持っていることに気づいてくれたんです。」


次の授業では、「今までどんなことが楽しかったのか」を考えさせたそうです。
その時にかいたのがこのマインドマップです。

楽しかった記憶を再現していくマインドマップですから、1枚目に比べてもさらに活発な意見が出たそうです。

「もう意見が止まらない状態になりました。マインドマップってこんなにすごいんだと心から感じました。」

「子ども達から“楽しかったことにハートマークをつけようよ!”という意見が出たんです。どんどんハートマークをつけていったら、結局全部につけなくてはならくなってしまいました。」

「一番感動したのは、『香取小フェスティバル』という名前ではつまらないから『ありがとうフェスティバル』にしようという意見が出てきたことです。すごくいいネーミングに担任の私が感激してしまいました。」


私からは、
「M先生、すごいね!2年生でのマインドマップの活用法について開拓してくれたね!ありがとう!このことをブログで紹介させてね!記事にするエピソードを生んでくれて本当にありがとう!」
と伝えました。


実はこのM先生の授業、私が授業公開する12月2日(水)に同時に公開授業をします。


【江東区小学校教育研究会・研究授業】

12月2日(水) 会場:江東区立香取小学校

13:45~14:30 公開授業

14:45~16:30 研究協議会

【授業の予定】

1年道徳・・・現在、最終検討中

2年生活科 「フェスティバルをしよう」

6年国語 「やまなし」

※3学級担任は全員マインドマップをかける教員です。

※江東区小学校教育研究会の研究授業は一般公開することになっています。遠慮なく参観してください。そして是非とも研究協議会にご参加下さい。
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