「エルコスの祈り」情報です

劇団四季のサイトによりますと、「エルコスの祈り」がNHKで放送されることに決定したそうです。思い出再びという感じですね。

□放送局:NHK教育テレビ

□放送日時:12月23日(水・祝) 午前9時~10時40分

※放送日時は変更になる場合がございます。事前にテレビ番組表などでご確認ください。
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バレーボールのハンドリング基準論議

先日書きましたバレーボールのオーバーハンド・ハンドリングの反則基準について、コメント欄にご意見を書いて頂きまして、私としては大変に勉強になりました。最終的には「スポーツオノマトペ」を活用して判定していくことが、私の感覚の中では最も適切であるという結論に達しました。語られた論議は貴重な内容だと感じておりますので、コメントをコピーさせていただき、新たに記事を起こします。

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小学生バレーボールの大会になると、本部席で必ず話題になることがあります。
「キャッチボール(ホールディング)の反則」についてです。

長年、小学生バレーボールの指導を続けていますが、いまだにこの「キャッチボール」の基準がはっきりと分かりません。大きな大会の前になると、必ず「レフリークリニック(審判講習会)」があり、ハンドリングの基準を確認するのですが、正直な話、私はただの一度だって納得したことがありません。

いったいハンドリングの基準はどこにあるのでしょうか?
審判の主観でしょうか?


「同感です」 (前多)2009-11-23 22:24:24
私は、現在指導者ではないのですが、大会があるたび審判としてお手伝いをしています。指導者だった頃から、記事の内容と同じようなことを感じていました。全国大会でさえも曖昧だということを知り驚いています。

ある時期、全ての違和感を感じるトスに笛を吹いていたら、試合後に猛烈な苦情をたたきつけられました。他の人ならセーフだと言うのです。

笛を吹く立場からしたら、一瞬でも止まったらハンドリングってのが一番はっきりしているような気がするのですが…


「難しいですよね 」(イノッチ1000世)2009-11-24 07:14:31
先生もバレーボール関係者だったのですね!
バレーボールの審判て難しいですよね。
私は審判だけで頑張っている方を尊敬します。
あんなに大変なことを極めようとしていることに感心しています。


「ホールディング 」(kawa)2009-11-25 13:23:29
せめて、ひとつの大会においては一貫した基準がほしいと私も思います。
物理的に「持った」後でないとあげられないトスというのがあるはずで、それは時間を計ればある程度の基準が出せるのではないでしょうか。(実は、東京のサレジオ中学バレー部出身です)
こういうことでゲームの結果が左右されたり、自信をなくす生徒たちが少なくなるよう祈っています。


「サレジオ中バレー部出身なんですか!!!」 (イノッチ1000世)2009-11-25 22:18:59
KAWA先生はサレジオ中バレー部出身なんですか!!!
日本の強豪中学ではないですか!!!

私のようなバレーボール未経験の指導者には分からないことをご存知でしょうね!
ハンドリング基準は本当に難しいです。なんとかならないのかな???


「ふと見たもので・・・」 (まっちゃん先生)2009-11-26 18:47:58
このブログには初書き込みです。

小学生バレーの基準として適切かどうかは分かりませんが、私の理解(教員選抜の考え)としては、ボールが停止したらホールディングだと思います。

極端な言い方をすれば、ボールが常に動いて見えていれば取られないはずです。
なので、手の中でボールを持っていたとしても、膝を曲げる・肘を曲げるなどボールが動いている状況であればセーフかと。

実際、上手いセッターのトスなんかは良く見るとボールが手の中に納まっている感じもしますし・・・。


「「ボールが動いている」では難しいなぁ」 (イノッチ1000世)2009-11-30 09:48:14
>まっちゃん先生

小学生バレーボールの場合、ボールが停止しているかどうかでは難しいのですよ。

ボールを持って動かしていたらセーフならば、持って動かしていてもセーフでしょ。試合で反則とするかどうかも、ボールは停止していないけれども、「持っている」か「持っていないか」で判定します。

その「どこまでが持っている」とするのかが分からないんですよねぇ。


「ホールディング 2」 (kawa)2009-11-27 05:00:12
私が在籍中は体育館もなく青空バレーでした。雨が降ったり風が吹くと室内で筋トレばかりやっていました。それでも全国レベルのチームに勝ったりしていましたから、体育館ができたら強豪になるのは自然の成り行きかもしれません。

閑話休題

ホールディング(キャッチ)の基準についてです。
まず、「絶対にミスをしない審判はいない」「すべての審判が100分の1秒単位の制度で判定をそろえるのは不可能」というのは、みなさんすでにご存知かと思います。

その上で、

私自身は「停止」というより、「身体に接触している時間」が問題だと思っています。
仮に、ボールが移動していればOKということであれば、サーブやトスのときなど「投げる」ことが可能になるのではないでしょうか。

では、どのぐらい体に接触したらキャッチになるのか、ということですが、これはビデオを分析し、基準の時間を協会が決めればいいのではないでしょうか。
そして、その時間(おそらく0.2~0.5秒?)を「ん~」などの声や音で覚えます。これは、デジタル機器で作ることも可能だと思います。

この声や音の間にボールを離さなければキャッチということにし、その最大時間を周知すれば、判定をある程度揃えることはできるのではないでしょうか。

少なくとも、「あれはキャッチだと思う」というよりも客観的な基準を示すことができると思います。

実際にやってみるとわかると思うのですが、0.5秒という感覚を覚えるのはそれほど難しくありませんし、試合中に主審が判定するプレーは、その時々でひとつだけです。接触時間の違いのビデオを作製するなどして、その感覚が身についてしまえば、判定はそれほどぶれないかと思いますし、私自身はそのようにしてきました。

審判そのものをご専門にされている方は、もっといい方法をご存知かもしれませんので、私もお聞きしたいと思います。


「スポーツオノマトペですね!」 (イノッチ1000世)2009-11-30 09:53:08
>KAWA先生

良いヒントをいただきました。
私の中では、判定基準が完全に落ちました。

トスを「スッ」とあげるのか、「スーッ」とあげるのか、「パッ」とあげるのか、「パーッ」とあげるのか。

この「スポーツオノマトペ」を判定基準にも応用すれば分かりやすい!!!

実際に審判をしながら試してみて、使えそうだったら各チームの監督さん達に提案して、いっしょに考えてもらおうと思います。

ありがとうございました。
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