気温34℃の体育館。外にいる方が涼しい。
そんな中で辰巳ジャンプの子どもたちは練習に励んでいます。
20人の部員のうち、実質バレーボール経験1年以上あるという子が6人。普通ならば1勝もできないような経験値であるチーム事情ですが、東日本大震災でホーム体育館を破壊されて以来、不思議なことにチーム状況はどんどん良くなって、秋の大会で「都大会をねらう!」と宣言しても不思議ではないくらいに子どもたちは成長してくれました。
子どもたちは、何しろ真面目です。
こうするんだよと言えば、その通りに努力してくれます。
考えながらバレーをするんだよと言えば、一生懸命に練習ノートを書いてきます。
今のチームの“素直さ”は、辰巳ジャンプ史上最高と言っていい。
そのくらい、気持ちの良い子どもたちです。
レシーブ技術に力を入れて指導してきた4~6月を終え、今は攻撃力育成に力を入れています。
夏休みがあける頃には、スパイクの決定力を3倍にアップしておきたい。そのための私から子どもたちへの要求が高くなっています。子どもによっては、その要求を重荷に感じることもあるかもしれません。そこでひとこと、この夏の合言葉を示しておきます。
忍耐
これです。
耐えて耐えて耐え抜いた時に、美しい花がパッと開くような練習をしていきたいと思っています。
実は、レフト・ライトの新米アタッカーは、あと少しでスパイクのコツをつかめる段階まで来ています。
夏休み終盤から、東京新聞杯江東中央予選が始まりそうなので、急ピッチで5年生を育て上げるつもりです。
3年生も「U10大会」に向けて、チーム行動ができるようになってきました。
何をしでかすか分からない面白さのある3年生の子どもたちです。
勝ち負けではなく、一生懸命にプレーをする小学生バレーボールの面白さを味わわせてくれるに違いありません。
保護者の皆様の応援をよろしくお願いいたします。
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