3年国語 へんとつくり(9月24日)

今日の1校時は3年2組の国語を参観しました。

(この授業のねらい)
漢字が、へんとつくりなどから構成されていることについて理解する。

(今日の授業の良さ)
(1)学習導入時にゲーム性のある漢字パズル(写真参照)を行ったため、子どもたちのモチベーションはいきなりトップギアに入った。
(2)3年生は学級の児童数が校内で最も多い。グループ学習も取り入れているが、感染症対策のために短時間の活動とできるよう、日々工夫している。そのことが子どもたちにも定着しているため、「個人から集団、そして個人への戻り」という行動がスピーディである。
(3)へんカードは黄色、つくりカードは青色としたことが、子どもたちにはとても分かりやすい教材となった。(写真参照)
(4)3,4年生の階には、国語辞典と漢字字典をキャビネットに乗せてあり、いつでもすぐに使えるようになっている。この学習環境は素晴らしい。(写真参照)
(5)ワークシート個人作業への助言ポイントが担任の中で明確になっているため、ほんの一言助言で子どもが学習を進められる。
(6)作業を途中でもやめさせた。当然、子どもたちから、「もっとやりたい!」という声があがる。脳科学的に見て、この「もっとやりたい」という状態が、脳を活性化させる。脳は未完全なことに対して我慢できず、完成形を求めるため、脳の自動操縦状態になり、自分の思いとは関係なく、勝手に学習を進めていくことになる。

何よりも、子どもたちが、学ぶことをとても楽しんでいる姿が印象的でした。
たくさんの漢字が言葉を身に付けて、表現力の豊かな人に育ってほしいです。
ご家庭でも、どんな言葉を使うか、どんな本をそろえておくかという、「言語環境」を大人が意識するだけで、子どもの話す言葉が変わりますので、ぜひ心にとめておいてくださいませ。
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