6年社会 鎌倉文化を味わおう(9月25日)

今日の4校時は6年3組社会の参観でした。
指導するのは本校の教務主幹です。
教務主幹とは、主に学校の教育課程に関する整理や進行管理を行う重要な責務を担っています。
東京都では担任を兼任していることがほとんどですが、他県の学校だと、教務主幹は担任を外れて、担当授業も少なめにし、全教員に助言をしていく指導的立場になっていることもあります。

(この授業のねらい)
鎌倉時代の文化について理解し、我が国の伝統文化を大切にする心情を育む。

(今日の授業の良さ)
(1)数多くの電子黒板資料を提示して、圧倒的な知識を児童に与えた。(写真参照)
(2)今は十分な理解ができていなくても、仏像や絵画などの画像を一度目にしておくことで、脳内に記憶が残る。今後、中学校や高校に行き、歴史や美術の学習を進める中で、今日、目にした画像がフラッシュバックしてよみがえる可能性がある。中期的な未来に向けた授業ではあった。
(3)子どもたちの意見が錯綜し、ざわついた時に、子どもの中から「静かに!」という声があがり、一瞬で静まった。この声かけをしていける子が、少しずつ増えていくと、今以上の集中力が身につくだろう。
(4)5年生のころから、古文や名文を指導されている子たちなので、日本古来の文化に対する知識が、一般的な小学生よりも豊富である。

(子どもの学習感想)
「平安時代と鎌倉時代では、仏像や絵画がちがうことを初めて知ることができてよかったです。」
「文学など、知らなかったことが分かってよかったです。」
「苦しいことがあっても、すべて前向きに考えて行動することが大切なのかなと思いました。」
「鳥獣戯画について、後で調べてみようと思いました。」

社会の学習では、最後の感想の「後で調べてみよう」という気持ちになることが、とても大事なことです。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )