地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

京王6000系・昼間の前パン急行

2006-09-08 12:11:33 | 都市民鉄 (首都圏)


 さる1日に実施された京王のダイヤ改定、その主な目玉は観光シーズン特別ダイヤの廃止 (→その代わり高尾山口行き優等列車を増加)、準特急の大幅増加ですが、個人的にやはりどうしても注目せずにはいられないのは、都営新宿線~相模原線直通急行の昼間10両化というニュース! 都営車は8両固定編成しかありませんので、必然的に京王車で運用せざるを得ず、都営直通に対応した9030番台はまだ本数が少ない……となれば、増結用の6000系前パン2連の出番が増えることを自ずと意味します (*^^*)。そこで先日、都内へ出るときに小田急多摩線経由で遠回りしまして (笑)、昼間の10両急行をササッと撮影してみました。
 う~ん……今や首都圏において、前パンの電車がこんなにデカい (?) パンタを揺らしながら優等列車の先頭に立つなんて……感動的過ぎて産業遺産に指定したいほどです (^^;;



 しかし京王としては、他の形式ともラッシュアワーには混結させているなど使い勝手の良い6000系2連について、今後も延命させようという方針を持っているようで……いつの間にか一部の編成のパンタがシングルアーム化されていました (-_-)。競馬場線のワンマンカーだけかと思っていたのですが……。
 行き交う10両急行を観察した印象では、現状における「デカいパンタ対シングルアームパンタ」比率は大体3対2くらいなのでは……という感じですが、これからさらに改造が進めば、堂々たる前パンを振りかざした6000系10連を拝むことは叶わなくなるでしょう。というわけで、昼間の10両急行増加にオチオチぬか喜びするわけにも行かず、記録に励まなければ!と改めて肝に銘じたのでした……。
 ちなみに、たま~にですが6000系8両で現れる急行もあり、10両化率100%というわけではないようですので、念のため (それを当初知らなかった私は、姿を現した8両急行に腰を抜かしそうになりました。先月まで、昼間はそれが当たり前だったはずですが ^^;)。