
ついに東横線のダイヤ改正が週明けに迫り、昼間の東横線から (そして優等運用から?) 8000系が消えることになりました。私も今週のとある日、8017Fの急行に乗って一応の乗り納めをしまして、幼少の頃過ごしていた街並みを力強く駆け抜けて行くところでひときわ胸が熱くなってしまいました……。自分が幼い頃、まさに新型電車として増備中で、まだクーラーを載せていない原型姿で走っていた8000系を見つめ続けた線路端。そこを今やまさに歌舞伎の花道さながらに走り去って行くわけですから……。ダイヤ改正後も一応2編成程度残るとのことですが、あと何回乗れるでしょうか。(-_-
いっぽう、田園都市線の8500系も、しばらく長津田の奥に留置されていた8694・8695Fがぼちぼち半蔵門線直通試運転に入っているそうで、さらなる動き=離脱が迫っているようです (-_-;)。少なくとも、検査を終えて復活した8606Fは当面安泰として、それは果たして、回転幕の8607・8610Fでしょうか……?

その一方で、LED化された8608Fが既に離脱してインドネシアに向かっていることから、同じくLED化されている8609・8611・8612Fが離脱の対象になるとしても全くおかしくない状況だと思われます。正確には、検査期限が迫っている順だと予想されますが、詳しいデータは分からないもので……(^^;)。
さらに、東武直通に対応している8613F以降の編成についても、先頭車が製造されたのは昭和50年代はじめであり、車齢的にはサークルK車と変わらない車両が少なくないわけで、今後の5000系の増え方次第では突然これら東武対応編成からも離脱が出ないとは言い切れないと思います。
というわけで、そろそろ東横線と大井町線の8000系に先が見えてしまった以上、5000系列の増備も田園都市・大井町線に集中すると思われ (特に大井町線の改良工事・急行運転に伴い、5080系が大井町線でにわかに増え始めるのではないかという予感が……)、風雲急を告げる前夜そのものな状況と言えましょう。今度8590系の代わりに離脱する編成はまさにその皮切りになるわけで……本当に今後の田都は目が離せないですね (-_-)。
※東武は東武で50050系の増備が10月末から再開されますし、30000系@田都も今のうち……。