呉線で最もよく見かける電車は、セノハチに乗り入れることが出来ないことから平坦で利用客の多い区間に限定運用されている103系ですが、広島エリアでの最大勢力は更新改造と「カフェオレ」塗装化が進む115系ですので、これも当然のように呉線を行き交っています。
今や鋼製の国鉄近郊型電車が定期運用で姿を現すのは相模湖駅と藤野駅、そして御殿場線だけ……という神奈川県からやって来ますと、103系と115系が入り乱れて大活躍中で、しかも更新を受けてまだまだ今後も活躍することが確実……という光景はホントに涙が出そうになります！
ところが……たまたま私が広島～小屋浦間を往復した時間は、カフェオレ115系の呉線入線数が少ない時間帯だったようで、小屋浦・坂・矢野といった各駅のホームでカメラを構えた際に姿を現したのは結局このL05編成のみ (^^;)。広島駅で新幹線から乗り換えて在来線ホームに向かうと、辺り一面がカフェオレ色に染まっているかのような第一印象を受けましたので、逆にこの「呉線入線の少なさ」には驚きました (時間帯によっては多いのかも知れません)。まあ、それだけ呉線が103系天国だということで……(*^^*)。
しかしまあ、このカフェオレも、正面が原型を保っているほかは、側面窓の改造・張り上げ屋根化・ベンチレーター撤去などなど……と相まって、115系本来のゴツさが薄れてしまっているのはちょっと残念 (^^;)。そんなことをふと思っていると……そんな欲求不満 (？) を吹っ飛ばすとんでもない出会いが待っていたのでした。続きに乞うご期待……(^^;