休日に見事な好天が続く今年のGW、観光地を走る電車もさぞかし大賑わいなのでしょう。というわけで (?)、最近かれこれ約1年1ヶ月ぶりに江ノ電で撮り鉄を楽しんだ際のカットをアップしてみたいと思います。
私の自宅から江ノ電へは、それこそブラッと散歩に出かける気分でたどり着くことができるはずなのですが……気が付いてみたら、そのあいだに琴電3回、鹿島&銚子各2回など、遠出ばかりしていて足下がおろそかになってしまいました。もっとも、江ノ電を訪れれば短時間で収穫絶大!という時代はすでに遠く去り、現役で動いている300形は残り2本で、しかも連結相手次第では (広告ラッピング車など) 見栄えがしなくなることなどを考えますと、どうしても江ノ電での撮り鉄意欲が落ちるのも悲しい現実です (-_-)。
とはいえ、そうして手をこまねいている間にも、いつか必ずやって来る303・305Fの引退は近づいているわけで……たまには出かけて、単行でやって来る可能性や、理想的な連結相手 (=新標準塗装車) と組む可能性に賭けてみようと思ったのでした。すると、305Fの連結相手は20形で、見事に当たりでした! \(^o^)/
1年前の305Fは塗装して間もない頃で、それはそれで非常に美しかったのですが、グリーンとイエローの彩度がちょいと高すぎて浮いた感じも否めませんでした。それが約1年を経て、すっかり良い感じに色が褪せ、シブい名役者が絶妙な演技を見せている……そんな風情が感じられて、思わず撮影も気合いが入りまくってしまいました (^^
ただ、江ノ電の撮影はいつ訪れてもギャンブルの連続です。引きがないところで出来るだけ側面を入れて撮ろうとすると、どうしても手前に車道を入れながら広角・標準系で決めざるを得ません。でも、江ノ電沿線はいつでも人とクルマが多く、通過時にちょうどカブってしまうことは数知れず……(-_-)。腰越商店街で撮った↑のシーンも、まさに305F様のお通りの直前、画面右側の白いクルマが停車 (爆)。それまではもっと広角でサイド気味に狙っていたところ、このままでは鎌倉方の先頭がクルマの奥になって切れてしまいますので、大慌てで一歩左に出て望遠側にズーミング、何とか先頭が切れずに済みました。でも、パンタに某HDの看板がかかってしまうという失態に……(号泣)。まぁ「それも腰越商店街らしくて良いか」と割り切ることにしまして (^^;)、同じ場所で同じ車両を撮っても「もっと良いカットが撮れるはずだ……」と思うからこそ、これからも江ノ電に通うことになるのでしょう。