地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

広瀬川原・機関車の宴 (2) 色違いデキ!

2007-05-21 08:33:10 | 地方民鉄 (秩父)


 最近の秩父鉄道といえば、一般向けにはすっかりパレオ・エクスプレスですが、地味な鉄シーンを酷愛する立場から見ますと、やはり貨物輸送を担う電気機関車群を抜きにして考えることはできません (^_^)。オリジナルの古典凸型電機・デキ1や、もと阪和電鉄のED38は引退して久しく、今では三峰口でその姿を見ることができますが (個人的にはED38の営業運転シーンを眼に出来なかったのが残念!)、デキ100・200・300・500のそれぞれが、私鉄貨物列車の雄としてのプライドとともに現役なのは何ともうれしいことです (*^^*)。
 このうち、デキ101は老朽化と貨物輸送の減少のため廃車になったのは残念! それでも、やはり秩父における貨物輸送の改善に大きく貢献した記念すべき車両ということで、登場時の茶色に塗り直されて広瀬川原で保存されています。イベントにあたっては、間違いなくパレオ補機塗装となったデキ201と並べられるだろう……と思い、このシーンを何としてでも余計な人を入れずに撮らなければ!という覚悟で早起きした次第 (爆)。結果は↑の通りです v(^o^)v 
 ※なお、5000系の前にある立て看の字は消させて頂きました (^^;



 いっぽう、こちらは開場直後の様子。12時と13時にはデキ201と、さらに北隣のデキ501がパン上げ点灯したとのことで、11時半前に会場をあとにした私としては「うーん、やられた」という感じです (爆)。ただ、↑このシーンを撮影した直後にはもうデッキにク○○キ、もとい良い子のみんながよじ登り始めて記念写真地獄となってしまっただけでなく、それじゃあまずいということでステップ部分に×印のガムテープが貼られて雄姿が台無しになってしまったようです (-_-メ)。そういう事情を考えますと、パン下げシーンはこれはこれで入庫中の何気ない日常風景という感じで良いなぁ……と (^^)。
 それにしても、デキ201の台車はいつ見てもゴツくて特徴的ですね (^^;)。走行シーンは、3年前くらいに鉱石列車の運用に入っているところを撮ったきりですので (パレオEXPが運休する冬は貨物機に戻ります)、そのうちまたじっくり撮ってみたいなぁと思っています。
 いっぽうデキ101の茶色は、これはこれで惚れ惚れとしますが、欲を言えば運転台窓にヒサシがついているデキ107・108のどちらかを茶色に塗ってくれないものかと思います。ズバリ、EF15の再来を思わせる雰囲気になりますので……(*^^*)。
 でも、この2両はもともと松尾鉱山からの転入車ですので、やっぱり派手目な松尾塗装を再現するのも良いかも♪という妄想が……(^^;;)。う〜む、見ているだけであれこれ煩悩が絶えない、何とも罪な機関車でありますね……(^^;;