
広瀬川原のイベント会場も11時を過ぎるといよいよモーレツな人口密度となりましたので、こりゃかなわんと退散 (^^;)。せっかくなので他の沿線スポットでまったりと撮影を楽しもうと思いまして、1000系に乗って移動しました。
当初の目的地は、かねてから訪れてみようと思いながらも機会がなかった武州原谷。ここに生息する赤いスイッチャーを撮るのが最大の目的です。
一応、今回訪れる前にチェックしたネット情報によると、どうやら三ヶ尻のセメント工場がメンテナンス期間に入って鉱石列車が全面運休しているとのこと。ホントかよ……と思いつつ、寄居、長瀞、皆野……と揺られていますと、いつもなら30分〜1時間間隔でやって来るはずの鉱石列車と本当にすれ違わないという初めての経験を味わってしまいました (汗)。それでも、せめて扇町からの石炭列車ぐらいは来るだろうから、武州原谷のスイッチャーも表に出ているのでは?と期待してみたのですが、黒谷から坂を登って武州原谷を通過するときに目にしたのは、スイッチャーも検修庫の中……。完全に期待がハズれてしまいました (-o-)。

というわけで、改めて羽生行に乗って、今度は武川へ! 武川駅は秩父におけるELの運用上の拠点となっており、いつも検修庫の周辺で2〜3両のELが憩っていたり、ヲキ編成が良い雰囲気で運転停車していたり……という理想郷ですが、この日の往路の車窓からは、さすがに鉱石列車が全面運休しているからか、やたらとELが大量に停車しているスゴい光景が……。
そこで、羽生方面へ戻って「ぱれっと」さんと合流する前に、少々武川で途中下車のうえ (いやー秩父路遊々フリー切符は使い出があります ^^)、デキ大集合の様子を激写してみました。いやはや……大量のELが等間隔で寝ている光景を眼にすると、やはりある種異様な存在感がありますね (^^;)。その数ざっと9両!!
うーむ、このうち4両ほどをイベント会場に回送し、毎年7月の定番になりつつあるパン上げ4重連を再現してくれれば面白いのに……と妄想 (^^;;)。
なお、これらのカットを撮影しているあいだに、急に空が暗くなり雷鳴が……ついには雨が降り始めてしまいました。そこで「ヤバい!」と言いつつ速攻で撮影し、ダッシュで武川駅に戻ったところ……午後3時過ぎ、バケツをひっくり返したような土砂降りに! その後乗った1000系は、持田駅でドアを開いたところ猛烈な雨が車内に吹き込み、あっという間に水浸しになってしまいました (爆)。