昭和40年代前半の作品である455系はついに廃車への道をたどりつつありますが、昭和30年代の作品である101系改め秩父1000系は相変わらず元気! 先日の秩父イベントのあと武州原谷に行ってみたところ、スイッチャーが全く姿を現さず空振りに終わってしまいましたが、せっかく久しぶりに秩父谷に足を踏み入れましたので、武川まで戻る前に黒谷で少々撮り鉄することにしまして、1000系の活躍を撮り貯めることにしました。前回1000系を撮影したのは真冬の武州荒木でしたので、こうして新緑が濃くなりゆく中で撮ると、まったく違った趣があります (^^)。
しかも、このとき偶然やって来たのが1001F! 先頭のデハ1001と中間のデハ1101は昭和36年=1961年製ですから、今年で何と車齢46年!! 何とか老体に鞭打って頑張って頂き、車齢50年の大台を目指して欲しいものです!
いっぽうこちらの画像はアウトカーブからの後追い。パンタの中央がちょうど架線柱に引っかかってしまいましたが (爆)、背景の構内灯の形状などとも合わせ、いかにも秩父らしいシーンで気に入っているカットです (*^^*)。
それにしても今回、ひろせ野鳥の森→大野原→黒谷→武川→羽生という行程をすべて1000系で乗り通してみますと、いやー本当に乗りでがありまして、「これでもか!」というほどMT46三昧に溺れることが出来ますね! (^O^) とくに、暑くも寒くもない季節ということで非冷房の中間車・デハ1100に陣取りまして、お約束通り (?) 窓を開けてみますと、ひときわ大きなサウンドが爽やかな薫風とともに車内に入ってきます。そんな車内から、移り変わりゆく緑の車窓や、たまに眼にする見事な花々を眺めていますと、「あーやっぱり秩父って良いなぁ!! 1000系サイコー!!」と心の底から思わずにはいられません。
さてと、次はどこで1000系を撮ろうかなぁ……と、最近はそんなことばかり考えています (でも延び延びになってしまうのが悲しいところ ^^;)。