地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

関鉄キハ30・35の現在 (4) 初夏の青キハ

2007-06-11 21:27:52 | 地方民鉄 (関鉄系)


 どんなに多忙でも、不意にやって来る撮り鉄チャンスを見事にモノに出来れば、ストレスも一瞬にして発散、ラッキーな気分でビールも美味い!……そんなことってありますよね (^^;
 今日は常磐線沿線で少々所用があったのですが、たまたまそれが早く済んで後の予定は特になかったことから、ふと思い立って関鉄常総線を久しぶりに訪ねてみました (常にフトコロには『東京時刻表』とデジカメを忍ばせております ^^;;)。お目当ては、今のところまだ関鉄公式HPに運行時刻が掲載されている「青キハ」! 本来の塗装変更の目的である映画『パッチギ2』の撮影はとうの昔に終了し、既に封切られてもいますので (まだ見てない ^^;)、早々に元の標準塗装に戻しても良さそうなものですが、映画の公開中はとりあえず宣伝も兼ねて走っているのでしょうか? (関鉄も、もっと「これが映画出演車両でござい」と宣伝すれば良さそうなものですが……権利関係が複雑?)



 最初に訪れたのは西取手 (1枚目の画像)。午後3時半過ぎにはちょうど斜光線がド順光で最高の条件! そして……15時41分、他の車両による代走ではなく見事に青キハ登場! (^o^)
 その後は北上して、守谷駅北の撮影スポットへ。さすが夏至が近いだけあって、南北方向に走るこの場所で、下館側の正面を順光で撮ることが出来ます。そして16時23分……雨上がりの湿気を帯びた梅雨入り前の空をバックに、青キハが最高の表情を見せてくれました v(^o^)v したたるような夏草、精悍な幌つきのマスク、淡い青空と車体の青……。初夏の撮り鉄の喜びが集約されているかのような光景に、思わずそれまでの多忙の疲れも吹っ飛んでしまいました (^^
 このあとはTXに乗って一気に東京へ。短時間の関鉄訪問ではありましたが、これだけ楽しめてしまうのはさすが青キハのカリスマ的 (?) 魅力の成せるワザでしょうか。
 ともあれ、今なら初夏の青キハシーンを楽しむことが出来ますが、ご興味のある方はどうぞお早めに……。検査でウヤだったり、塗り替えで入場してしまったとしても、当ブログでは責任を負いかねます。個人的にはあと1回、小絹〜水海道間で撮っておきたい……です。